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家族から「転職すんな」と言われてしまうなど。

 Amazonで『小説家になって億を稼ごう』という本があったと思ったら、『小説で億は稼げません』という本もあり、結局どっちなんだYO! という、夏。(挨拶)

 と、いうわけで、フジカワです。容赦なく暑い日々が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて。こちらの方ではまたお久しぶりな近況報告です。我が家的に大変なことが色々起きて、「きしゃあっ!」と荒ぶる大鷲のポースを取りたくなります。

 まず、転職活動の方なんですけども、まるっきり上手く行ってません。障がい者向けの転職エージェントサービスのWeb面談を受けたりもしたのですが、「紹介できる求人がない」と言われるわ、自力で応募した企業からは、ことごとく見送られるわ。

 そんな折も折、僕の一番上の姉が、現在の滋賀から愛知の方へ異動の辞令が下ったそうです。

 んで、その姉が言うには、僕を自分の扶養家族にしたいとのこと。なんでも、そうすることで姉の給料が10万単位で違ってくるらしい。

 さらにその姉の曰く、「歳も歳だし、転職は諦めろ」との、無情なる一言。食い下がったんですけど、「採るならもっと若い子にするし、アンタみたいなこじれきったのは採らない」とのこと。

 姉は、大手物流会社の支店長です。要は「採る側」の言葉なわけで、スゲェ重みが。

 まあ、ちょっと考えりゃそうですよね。一口に『障がい者』と言っても、身体の障害の方を持ってて、頭はまともな人だってたくさんいます。

 それに、これは以前、障がい者向けの就職フォーラムに出席してみて思ったんですが、周りは新卒生がほとんどで、僕ぐらいの年齢の人間は、ほとんどいませんでした。

 巷間、「50歳になると、健常者であれども求人がガクーンと減る」と言われますが、48歳も似たようなもんらしいです。

 さらに、20年間精神を病んでいるという、「面倒くさい奴」の筆頭なわけで、トドメに、事務職を希望していても、その経験がない。

 いや、僕も一応「未経験OK」の事務職の求人には応募したんですけど、やっぱり書類でお見送りに。ハローワークで相談してみても、空振りの連続。

 そこへ持ってきて、先の、姉の「扶養家族にしたい」宣言です。つまりは、少なくとも、まっとうな社会保険のある所では働くな、ということ。事実上の、転職活動の中止勧告でした。

 まさしくの「しおしおのぱあ」であり、必死こいて(?)MOSの資格を取ったのは何だったのかと。いやまあ、無理矢理いいように考えれば、ExcelもWordも、家で結構使いますから、無駄ではないのですが。

 ただ、悪いことばっかりでもなく、先日、障害年金の更新手続きをして、審査結果が年金機構から届きました。

 等級は2球が維持されることになったのは一安心なんですが、なぜか『次回の診断書提出日』が、令和9年。つまり5年後。

 今までずーっと2年刻みだっただけに、「え?」と思いました。そりゃ確かに、まっとうに働いてらっしゃる皆様方からすれば額は少ないですが、実家住まいの身からすれば、かなり助かる金額です。それが5年間は保証される。大変、有り難い。

 まあ、まさか僕も、親の早死にを願うような罰当たりは犯しませんけど、その親も、もう83歳です。一応親の方にも、「(税金的な意味で)自分が障がい者であることを、上手く活用してくれ」とは言ってあります。

 これ、どういうことかと申しますと、相続の際、相手が障がい者だと「85歳になるまでの年数×10万円」が、相続税から控除されるんですよ。

 ですから、仮に50歳の時に相続したら、(85-50)×10=350万円の控除になります。

 んで、現在の我が家は、親が神戸市某所に持ってるマンションの、家賃収入が家計の柱です。名義は姉弟3人になる予定ですけど、後はまあ、お察し下さい。

 負け惜しみですけど、いかに給料という対価があれど、組織に属して摩耗するために、志望動機などで、心にもないおべっかを書かねばならんのにも、大概疲れました。

 やるべきことは、ないようで、あります。今だとばかりに、とりあえずKindleで買った太宰治の全集を読む、夏。

 ではまた。

サポートして頂けると、泣いて喜びます。『打てど響かず』というのが、創作者にとって一番哀しいことでございますので。人助けと思って、よろしくお願いいたします。