New 11/25
私事ですが
誕生日やらなんやらで
空けておりました。
数日のブランクの半分はそれが理由で
もう半分は
何やら緊張の糸が一度切れてしまったのが理由。
最近毎日投稿(毎日ってのも怪しいとこですが)
をやってたんですけれど
一度糸が切れるとふわっ と
宙ぶらりんになってしまいますね。
まあもうそれは仕方がないので
貴重な宙ぶらりんを楽しんで参りました。
ぼ〜っとね。
そうそう、こっちに越してきてから
近所にコミックレンタルが存在しなくって。
読めてない最新刊が大量に積もってるんですよ。
それをですね
この機会にちょっとずつ崩していこうかな、
なんて感じで読んでます。
夜な夜なGEOに走ってね。
しかし私がそんな状態でも
オンラインショップってのは
常に開いている訳じゃないですか。
openとcloseの狭間、という
これまた宙ぶらりんな状況を、
こちらは楽しめる訳でもなく、
脳裏にお仕事色をした靄を抱えながら
ゴールデンカムイをごくごく摂取しました。
で、なんとなしにブログでも書いてみるかと
久し振りに思い至ったので、
これまた宙ぶらりんな色の代表格
グレーの洋服をupしていきますよ。
・90'sポールスミスのオーバーサイズコート
・アニエスベーオムのスウェットJK
・ビルトルネードのパンツ
メルトン裏なし一枚仕立て。
そしてこのオーバーフィット。
まあもうこの時点で文句無しに最旬であり尚且つ名実両面でのエターナリティが垣間見えるのですが
この服の魅力はピンキングカットですね。
重さのあるメルトンで、ワイドバランスで、裏無しで、、、ってな具合にツラだけ汲み取ってサンプリングしたところでそれはただの有象無象になりかねません。
コレの本質は「ポールスミスがこれをやってるとこ」ですから。
イメージ的にも、フィジカル的にも、重い。
クラシカルで男性的なこの生地で、どこかダッフルコート的空気感で仕立てていくのですが、そうしたクラシカルなヘビーコートにこのピンキングカットは非常に有効に作用します。
このピンキングカットってのは「軽い」んです。
布端のホツレ止め処理の最もイージーな手段として存在するんですが、専用の鋏で切るだけなんで1番簡単なんですよね。糸も使わないし、手間も最小。
名実の両面で、軽いんです。
(実用性も最小ですけどね!笑笑)
それをこの重苦しいコートに投入。
するとまあ、劇的に、とまではいきませんが確実に、且つさり気無くそのイメージに「遊び」を入れてくれる訳です。
コートってのはどう足掻いても一番外。アウターです。
一番目立つ位置にある衣服。
ここにあまりにこれ見よがしな遊びを入れてしまっては、大人の男性には着まわしづらい。
そんな制約との兼ね合いもクリアし、尚且つユニーク。
どうです、ポールスミスのイメージ/コンセプトにこの上無くマッチしていませんか。
【ポールスミスのコート】として120点の解釈一致を見せながら、現代の空気感にも寄り添うキュートなオーバーフィット。
コンセプトからデザイン、各要素の取捨選択、仕上がりまで、どこを取ってもポールスミスらしいんです。
一切ブレずに、一貫してこの時代から現代までずっとこの完成度をキープし続けているデザイナー。
引き出しの多さ、その調理法の多さ、そしてその選定の正確さ。不気味なまでに上手いですよね。
次。
アニエスべー・オム。
ここんちの定番、ごま塩スウェットです。
黒シャンを思わせるモノクロメランジで編み立てたスウェット。
古着(ざっくり失礼)との圧倒的な馴染みの良さはこの辺り由来かなぁと思います。
黒シャン特有のカジュアル感はあるんですけど、ややもっちりした上品なアニエスらしい質感のスウェット、ということで非常に使い易いです。&快適です。
加えてサイドウエストにはGジャンみたいにアジャストシステムも付いてますね。
これ実際使う人、8%くらいじゃないですか。
僕一回も活用したこと無いんですが、ここのサンプリングにおいて大切なのはイメージ上での色付けです。
ミニマルに削り過ぎず、部分的にはオーガニックな要素を混ぜてデザインの背景を示唆してる感じですね。
物足りなくなるかならないか、ギリギリのライン上。
因みにサイズバランスも非常に良い、というか、好ましいです。長過ぎない着丈が、上手くは言えないんですが非常に綺麗。凄くナチュラルにインナーの裾が覗くんです。
前述もしましたが大体どんなインナーとも合うので、コーデに登場させると決めた時点で確実に1つ、魅力的なレイヤードポイントが生まれてくれます。
次。
ビルトルネードのカジュアルパンツ。
日本でもライセンスアイテムが展開されてました。
そのフランスオリジナルの個体。
ほんのりかかったフレアが絶妙。
綺麗なブーツカットです。
ポリレーヨンで若干ハリを持たせたライトな生地感。
柄も独特。脳細胞みたいですね。
これ
一歩、いや2,3歩間違えると宇宙っぽい、あの、滅茶苦茶に安っぽい、例のヤツになっちゃいかねないんですけれど、トーン落ち着かせてるので大丈夫です。御安心ください。
さてフランス製って言葉には謎の期待感と安心感がありますよね。
フランス製なら大丈夫っしょ
フランス製だからクオリティも一定以上でしょ
ファッションの国だしねぇ
っていう、ね、ありますよね、多かれ少なかれ。
このイメージを作り上げてきたのは紛れも無くレジェンドメゾンを中心としたハイファッションではあるんですが、じゃあこうしたカジュアルレーベルはと言うと
まぁコレに関しては商品ページからお願いします。
悪い事は書いてないです。
ヒップポケットのダーツデザインが面白いよねって感じの話をしてます。
是非に。
さて
ええと
とりあえずここまでです。
1スタイル分、3着の紹介でした。
商品ページを書いてからブログを書いてるので、纏まってはいるかもしれませんが第一筆特有の、文字の勢いみたいなものは薄れてるかなぁという感じ。
是非BASEの方より、ETRAKのショップページも宜しくお願いします。ETRAKの読み方はカルテです。
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