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ネイサン出版イベント現地レポート

『ネイサン・チェン自伝 ワンジャンプ』出版記念イベントin東京


2023/07/18(火)
KADOKAWA富士見ビル(神楽座)
#ネイサン出版イベント



こんにちは、DNです。
先日、ネイサンの自伝「One Jump at a Time」の日本語版である「ワンジャンプ」の出版記念イベントに参加してきました。記憶にあるうちに言葉で残しておきたい事や、現地に参加出来なかった多くのファンのみなさんへの報告、そしてネイサンと撮らせていただいた写真などをシェアしたいと思います。

そして、ネット上にあげておきながら勝手を言い恐縮ですが、この投稿の文章・写真の転載はご遠慮いただけると幸いです。ネイサンとお会い出来る機会などきっと二度と無いであろう、私にとっての宝物だからです。どうぞよろしくお願い申し上げます。



1)ツーショット記念アート

ネイサンとワタシ

やっつけ感がありますが、表紙的な何かを作りたくて、ネイサンとのツーショットのアウトラインを拾って線画にしてみました。THE ICE が終わって創作時間が出来たら、いつものようにイラスト化もしたいなと思います。



2)神楽座

KADOKAWA富士見ビルのロビーにて
神楽座入り口にて
イベント会場
座席から

当日もTwitterに投稿した写真ですがこちらにも。
席についてからイベントが始まるまでの私の脳内は、楽しみと緊張感で「ネイサン早く出て来て…いやまだ出て来ないで」の繰り返し状態でした。近くの席にフォロワーさんが座っていることがわかり、おかげでちょっと安心できました。

そして、ついにネイサン登場です。
ネイサンは、私の想像よりもテンション高く現れたように感じました。もっとシャイボーイな登場を想像していました。「ハーイ!みんなー!」という感じで手を振ってくれたりと、ニコニコでナチュラルな爽やかナイスガイで、一気に緊張がほぐれました。言い換えると「登場だけで無事天国」です。

「ハーイ」と言われて「キャー!ネイサンカッコいい!」となったという、友野一希選手のエピソードがありますが、その気持ちがよくわかりました。

ネイサンの「スーパーイケボファストノンストップロングトーク」は、開始早々わたくしリスニングを諦めました。ネイサンのイケボに包まれる事と、ハンサムな御尊顔をガン見して記憶に刻むことに集中。私が愛してやまない「メガネイサン」だったこともあり、この肉眼に焼き付けなければと。

チェングリッシュ(*1) は、所々聞き取れる部分は少しありましたが、そこは私が絶大なる信頼を置いている通訳の平井美樹さんに安心して頼りました。平井さんが日本語で訳して下さってる間に、みんな大好き虚無顔ネイサンや、みんな大好き水飲みネイサンをも生で見ることが出来て、たいへん美味しゅうございました。ご馳走様でした。
(*1)Nathan Ch-english 
早口である事を示唆する為に、一部のネイオタで使われているとかいないとかいうスラング

トークの内容については、これからアーカイブを見てゆっくり振り返りたいと思いますが、ネイサンという人は本当に、アスリートとしてだけでなく人として素敵で尊敬できるロールモデルだなと再認識しました。ネイサンの言葉ひとつひとつを漏らさず聞きたい知りたい学びたい。ネイサンから学ぶことが本当にたくさんあるのです。このイベントでもネイサンはとても学びになる話をしてくれました。

私は、ネイサン本人としては「学びになる何か」を話そうとしているつもりではないのだろうと思うのです。ネイサンにとっては、それが日常で当たり前でごく自然なことなのだろうけれども、私達にとってはそれが「人としての学び」になる。

ネイサンのご両親やお姉さんお兄さん、ラファをはじめコーチ達も家族のように見守り育ててきて、ネイサンも真面目にコツコツと1日1日を大切に正しい方向を見て成長してきた。そして有言実行をやってのけている。まさに「One Jump at a Time」なのです。だからネイサンの話す言葉は、名言・メンター的な言葉に自然となるのだと思います。

そして、最後に平井さんがネイサンに「アップダウンのある時に心のお守りに出来るような何かを教えて」と質問して下さいました。
「毎日寝る前に、その日良かったことを具体的に思い出し想像すると、良いイメージを持てるようになってくる。どんな小さな事でもいい」と、そんな感じの事をネイサンは教えてくれました。成功体験や幸せな記憶を沢山持つことは、メンタル的にとても大切なのでしょうね。これも毎日少しの時間で出来ること。良い小さな習慣は大きな収穫になるのだなと思いました。私も実践していきたいと思います。

平井さんはお写真で拝見していたよりもずっと美しく、プレカン時の通訳とは違い、明るく楽しくユーモアをも持って話されていて、ネイサンとの掛け合いといいますかテンポが非常に良いので、ネイサンと私達の間をスムーズにつないでくださる要として、本当に通訳が平井さんで良かったなと感謝しています。

「スーパーイケボファストノンストップロングトーク」であるが故に、通訳者たちの中でブラックリスト入りしているというネイサン(パトリックもだそうです…チェンチャンブラックリストブラザーズ)と、あんなにスムーズに通訳しながら司会進行するのは本当に大変だろうなと思いますが、平井さんは通訳のスキルが高いだけではなく、人として心配りのある素晴らしい方だからこそ出来るのだろう。生まれ変わったら平井さんのようなステキな人になりたい…なんて憧れてしまいました。平井さんともお写真撮りたかったです。



3)トーク・Q&Aコーナー後の撮影(配信の方はスクリーンショット)タイム

ネイサン撮影タイム
席へ戻るネイサン

ネイサンはVサインで色んな方向を向いてニコニコしてくれていました。後方席のファンが手を振るとそちらを向いてくれたりなど全方向をよく見ていて、ネイサンの優しさや心配りが垣間見れました。 

その後ネイサンは一旦舞台袖にはけて、ツーショットタイムの準備が終わるころに再度出てきたのですが、スタッフさん達がわちゃわちゃ準備してる中にスーッと入ってきて、それがとても馴染んでいるというか自然過ぎてツボってしまいました。

そして、ネイサンがトークの時に座っていた椅子もそのままイーゼルの隣に残されていたのですが、「椅子は要らないよ立ってる方がいいから大丈夫だよ」のような感じでスタッフさんに伝えて撤去してもらっていました。ネイサンという人は本当に自然体で、スタッフもゲストも関係なく同じ目線でコミュニケーションをとる。ネイサンのそういう所が大好きです。



4)ツーショット撮影会参加引換券とネイサン自伝に書かれたサイン

ツーショット引換券と本のサイン

ネイサンの写真入りのこの券は、ネイサンからの本の受取りとツーショット撮影の際に引換えの予定だったのですが、イベント開始直前に急遽持ち帰れるのとアナウンスがあり、とても嬉しかったです。イベントチケット完売後の配信販売やアーカイブ対応などもですが、KADOKAWAさんは臨機応変に柔軟にファンの気持ちを汲みとって対応してくださって、その細やかな心配りに本当に感謝します。



5)ツーショットタイム

プカプカニッコリ
ネイサンとワタシ

みなさま、大変お待たせいたしました。ネイサンチェンさんの、あの「プカプカニッコリ」をいただくミッションを完遂しました!(プカプカは無い)。
自分の順番の前の方々のツーショット撮影の様子を見ていたら、ネイサンにポーズをお願いしている方が何人かいらっしゃって、「これは…私も何かやらなければ」という戦闘モードスイッチが入ってしまいました。

ツーショットを撮り終えた時に、スタッフさんが「すごく歓声上がってましたよ!」と声をかけてくれたのですが、私はその歓声に全く気づいていなかったので「え?ホントですか?」という状況でした。というのも緊張で記憶が曖昧なのです。ツーショット撮影は会場のみなさんに見守られながらのステージ上だったので、緊張も倍増。さらに倍。どーん。

ネイサンとの会話はNGとの案内が事前からあったのですが、「サンキュー」くらいは声をかけた方が良いだろうなと思っていたので、さらにドキドキでした。でも、それですら私はネイサンにきちんと言えていたのかどうかも覚えていない…ダメ人間なのでした。

そして、実はもう一つ個人的なミッションがあったのですが、それも完遂。「Oh!」と言ってくれました。ネイサンありがとう。大好きです(101回目の告白)(←もっと言ってるはず)。

しかし、ネイサンは週末にNYCで髪を切り、TEAM TOYOTAの撮影を終えてすぐ来日し、THE ICE愛知公演のリハーサル開始前日にこのイベントの為に東京に来て、およそ100人ものファンへひとりひとり本を手渡してツーショットを撮ってくれて、相当疲れているだろうと思うのですが、そんな表情を一切見せずに最後まで笑顔で自然体で私達と接してくれたネイサン。

私は普段から、ネイサンが五輪金メダリストだという事を時々忘れてしまうほど、いつでも自然体な人だなとは思っていましたが、雰囲気や想像だけではなく本当に自然だったんですよ。気さくなんです。シャイだけどそこに壁は感じないんです。私達ファンとさえも目線が同じなんです。ネイサンチェンという人は、スケーターとしても人としてもGOATです。



◆個人的感想◆
私は、試合やショーに行って一方的にネイサンの姿を見たり、SNSを通しての関わりは少々ありましたが、コロナ禍に入って以来これまでスケートを実際に見に行くことが全く出来なかったこともあり、4年ぶりのお姿拝見と4年越しでの初対面。これはもう「日米合作映画化!全私が泣いた感動作!」そんな状態で、やっとネイサンに…しかも直接会えたので、いまだに夢のようで実感が湧きません。本当に本当に夢のような、あっという間の幸せな時間でした。

この場をお借りして、主催のKADOKAWAさん、スタッフのみなさま、ネイサン自伝の翻訳のみなさま、THE ICE さん、平井さん、そしてネイサン、素晴らしいイベントを本当にありがとうごさいました!



◆ネイサンチェン自伝◆
全ネイサンファンが泣いたネイサンチェンの自伝は絶賛販売中です!

日本語版
ネイサン・チェン自伝 - ワンジャンプ
〜ネイサン・チェンが初めて明かす 金メダル獲得までの苦悩と栄光〜
著者: ネイサンチェン
訳者: ないとうふみこ
訳者: 児玉敦子
訳者: 中村久里子

https://www.kadokawa.co.jp/product/322210001045/

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英語版
One Jump at a Time - My Story
About:
In this exhilarating memoir, three-time World Champion and Olympic gold-medalist Nathan Chen tells the story of his remarkable journey to success, reflecting on his life as a Chinese American figure skater and the joys and challenges he has experienced—including the tremendous sacrifices he and his family made, and the physical and emotional pain he endured.

Editorial Reviews(from Amazon):
"Shattering records and pushing the sport further than ever before, Nathan is a legend and icon in the figure skating world." — Serena Williams

"Watching Nathan Chen develop from a young, determined skater to a gold-medal–winning Olympian has been a gift.
I have no doubt that the Quad King’s influence on the sport will impact generations to come." — Michelle Kwan

https://www.harpercollins.com/products/one-jump-at-a-time-nathan-chen?variant=40390158057506

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