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【強み】何が欲しいか?手にするためにどうするか?(1,400字)

わたしはVIAの強みの理解を深めようとしているけど
もうひとつ知っておくと助けになる強みの測定に
ストレングスファインダーがある。
昨日の記事を書いたあと、VIAとストレングスファインダーの関係について閃いたことを書いてみようと思う。

■得意技を磨き上げるストレングスファインダー

まず、ストレングスファインダーについて、わたしなりの理解を書く。

ストレングスファインダーは自分の得意がわかる測定ツールだ。
8年ほど前にストレングスファインダーについて初めて聞いたとき、衝撃的なことがことが2つあった。

  1. 順位はそうそう変わらない。だから、下位の強みを引き上げようとするより、上位の強みを磨き上げるのがおすすめ。

  2. ストレングスファインダーの強みはツールだから善悪はない。善く使うのも悪用するのも自分次第。

ロールプレイゲームに例えるなら
資質のない剣士の魔力をレベルアップするよりも、剣の技を極める方が簡単で速い。魔法は仲間の魔法使いを頼ればよい。
そして、いつ誰に対してどんな風にその技を振るうかは、剣士しだいということだ。

変わらないと聞いて、興味は醒めてしまったのだけど
昨日、改めてストレングスファインダーについて考える機会を得て、さらに記事を書いてみて気づいたことがある。

ストレングスファインダーの強みを使う善悪がVIAなんじゃない?

■VIAの強みは普遍的な「善」、ただし匙加減が重要

どれも普遍的な「善」と呼ばれる価値観だが、VIAには使い過ぎと使わなさ過ぎという視点がある。
使わなさ過ぎは単に足りない=価値観を粗末にしていること。
使い過ぎは大事にし過ぎたり優先し過ぎたりして逆に毒になること。

だから、VIAの強みは匙加減が重要だし
経験や状況によって変わる。

そして、匙加減を調整するには
それぞれの特徴を理解しておくことが必要なのだ。
わからないものは加減できないから。

これって、料理の匙加減に似てるよね?

■美味しい料理を作るには、材料と調理技術が必要

幸せな人生は、美味しい料理
VIAの強みは、食材や調味料などの材料
ストレングスファインダーの強みは、調理技術だとすると
なんだかとてもしっくりきた。

材料の味や栄養についてしっかり理解していれば
美味しくて身体にいい組み合わせや匙加減がわかる。
だけど、味の好みは変わるし
体調によっても美味しいと感じる塩梅は違う。
VIAの強みが変わるのに似てるよね。

自分が得意な調理方法やジャンルにすれば美味しくなる確率が上がる。
調理技術を磨けば、速く見栄えよくできるようになる。
磨き上げれば、他のジャンルや調理法も応用である程度なんとかなるし、いざとなったら、それが得意な人にお願いすればいい。
ストレングスファインダーの強みが急には変わらないけど、磨き上げることができるのに似てるよね。

■何が欲しいのかを自覚して、手にする技術を磨く

何を作るかをしっかり意識できていれば
どう作るかはいろんな方法がある。

料理は何を作っているのかがわかるけど
人が行動の動機にしている価値観は見えない。
そして、他者から行動を評価されるのに慣れてしまうと
あたかもその評価が価値のように錯覚してしまう。

だからVIAを知って、自分を探って
自分で自分の価値観を自覚することが大切だと思うのだ。

そして、その価値を表現できるように
自分が満たされるように
行動するスキルがストレングスファインダー。
強みを磨くことを怠けないことも大切だ。


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