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さなぎ・変態・脱皮。これまでの転機をふり返り、これからの「働く」を考える

今日からウェルビーイングウィークがスタートした。
全て無料で150以上のプログラムが提供されている。

その中のひとつに早速参加した。

これまでの転機から、これからの「働く」を見出すワークショップ

参加したのは、aweのウェルビーイング・キャリア研究会によるワークショップだ。

私の進化をたどりウェルビーイングなキャリアへ~脱皮?or変態?~

自分のこれまでのキャリアをふり返り、ワークシートを使って「脱皮・変態・さなぎ」に分けるワークからスタートした。

私たちは日々、進化して、いまの自分になっています。
・成長し、ひとまわり大きくなる=「脱皮」
・元の姿から全く変わり、見える世界や価値観が変わる=「変態」
あるいは、
・成長や変化の前に力を蓄えている=「さなぎ」
に分けることで、自己ワークと対話を通して、自分の転機をたどります。

イベント告知ページより

分けたワークシートを眺めていると、それぞれのキャリアがいまの自分を作っていることを改めて感じられる。
最後に、これからについて思いを馳せて、ワークショップは終了した。

それぞれのワークごとに、3人で対話するのだが、自分とは関係ないキャリアのお話が聞けるからこそ、そこに自分だけでは見つからないフックが見つかる。

対話の楽しさや効果を今日も感じることができた。

分けると見えてくる、自分の転機に必要なプロセス

キャリアに転機の点を打って、点と点の間を「さなぎ・変態・脱皮」に分ける。
どれかに決められなくて、「さなぎ⇄脱皮」とか「さなぎ⇄変態」としてしまうのが私らしいなぁと思った。
そんな作業の中、気づいたことが2つある。

  1. 大人になると脱皮の前に変態が必要
    30歳前後からは「変態」しないと「脱皮」につながらない。
    20代前半までは、よくわからないまま準備と成長を繰り返せたけど
    30歳くらいになると、自分の中に成長する土台が欲しくなったのかもしれない。

  2. 若い頃から変態の前にサナギ期が必要
    脱皮を繰り返して強く大きく成長しても土台が崩れることがある。
    そしたら私の場合はサナギ期がやってくる。
    サナギの中で、それまでの土台を溶かして、何かを加えて作り変えるのだ。
    新しい土台を持ってくることはできない。

この2点から、焦って変わろうとしても無理なはずよね、と納得した。

「これまで」も「これから」も「いま」だから見えること

もし同じワークを1年前にしていたら
違う転機をピックアップして
似た期間に違うラベルをつけて振り返ったかもしれない。
そして、違う未来を描いたかもしれない。

過去も未来も現在の自分の見方で見ているのだ。
いま、自分が何を描いているのかを意識し直すよい時間になった。


◆ウェルビーイングウィークにaweから出展した他のWS
◇強みの対話会メンバーで出展したWSのふり返り

◇awe代表理事によるWSの参加レポート


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