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親切心の強みから再認識。強みを知ることは幸福度を上げる(1000文字)

強みの対話会で「親切心」を取り上げた。
VIA-ISの親切心は人間性の美徳に属する強みだ。

親切心は、親しさに関係なく相手の幸せを願う強みとされる。
つまり、通りすがりの見知らぬ誰かの幸せも願いつつ行動する強みだ。

今回のファシリテーターがストレングスファインダーの認定コーチでもあったので、その視点も加えながら親切心を深掘りした。

誰かを気遣ってする行動は親切

誰かを気遣ってする行動にはどんなものがあるだろうか?
思いつくままに出してみた。

他の人のためにエレベーターの開閉ボタンを操作したり、困っているだろうなと思って落とし物を届けたり、次の人が気持ちよく使えるようにフードコートで使ったテーブルを綺麗にして立ち去ったり、困っている人に声をかけたり、レストランでバースデーサービスに遭遇したら拍手したり、必要としている誰かのために情報を発信したり、掲示板の困りごとにアイディアを書き込んだり。

大小いろんな親切なことが出てきた。

そのつもりはなくても親切になっている

出した行動を、ストレングスファインダーの4つの資質(実行力/人間関係構築力/影響力/戦略的思考力)に分けたあと、対話してみると、おもしろいことがわかった。
それは、書き出さなかった行動に関する気づきだ。
親切のつもりはないのに、相手に親切だと受け取られていることが結構ある。

この発見は、自分で自分を幸せにする力を上げるチャンスなのだ。
なぜなら
親切はされるよりする方が幸福度が上がるという研究があるからだ。
いままで親切だと思わずにしていたことが親切になりうると知ることは、自分ができる親切を増やすことになるのだ。

こんな発見は、他者からのシェアによって起きるので、対話会の醍醐味だなぁと思った。

背後にあるのは自分が大切にしたいこと

自分が無理なくできる親切や、知らないうちにしている親切の背後には、自分が大切にしたいことがあると思う。
VIAの強みは自分らしさなので、高い強みは自分が大切にしている価値観につながっている。
私の場合は、創造性、好奇心や向学心が常に高スコアだ。
だから、アイディアを出したり、話しを聴くことが楽しい。
聴くことが親切になるのは発見だったし、それが自分の強みに由来しているのは嬉しい。

強みを知ると親切が増えて幸せになる

強みが親切につながり
親切は幸福度を上げる。

強みを知ることで
自分で自分を幸せにできるという認識を新たにする対話会だった。