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100キロマラソンは誰でも完走できる!【後編】


◾️お役立ちアイテム

レース当日東京の最高気温は26.3度。
予報通りレース中は暑さに苦しみましたが、暑さ対策を講じていたため致命的なダメージはありませんでした。
これらのアイテムがなかったなら完走は難しかったと思います。

・アームカバー
 普段は寒さ対策に使用しているRLのアームカバー。
 日焼け予防と給水の際に濡らすことで体温を下げることができました。


・ひらひら付きキャップ
 デカトロン製は初めて使いましたが、リーズナブルでも作りはしっかりしていました。
ホワイトカラーなのも良かったのだと思います。
アームカバー同様、給水の際に頭から水を被って濡らす事で体温上昇を抑えられました。


・ソフトカップ
 こちらもデカトロン製。
給水エイドでは必ず2〜3カップ分の水を取り、ソフトカップに水を移して歩きながら水分摂取。紙コップを捨てられる箇所は限られているので便利です。



・ベストタイプのトレランザック
 TRIWONDER(トリワンダー?)という中国製のトレランザック。

何と2本のソフトフラスクが付いてお値段4690円。

トレイルランニングを普段から楽しんでいる方はネットで見かけた方も多いはず。

これ、めちゃくちゃ安いんですが中国製ということもあり、「安かろう悪かろう」というイメージがあって今まで選択肢には入っていませんでした。

今回思い切って購入して使ってみましたが、とても良かったです。
容量は2.5リットルのためトレイルランニングで使うには小さいですが、ウルトラマラソンにはちょうど良い容量だと思います。

私は左右胸ポケットにジェルや塩タブレット、背中にはスマホと貴重品を入れて走りましたが、揺れは気になりませんでした。

デメリットとしては、付属のフラスクを胸ポケットに入れて走ると、「ゆっさゆっさ」と上下にかなり揺れます。。
重いものを胸ポケットに入れて走るには厳しいと思います。



◾️水分摂取と補給食

・水分については250mlのサロモン製ソフトフラスクを2つ準備していました。
給水エイドが充実していたので水は携帯せず、その代わり給水は毎回必ず2〜3杯摂るようにしました。

・補給食

スタート前は定番のアミノバイタル パーフェクトゼリー



WINZONEのエナジージェルを10キロごとに1個摂取
色々試しましたが、私にはこれが一番効く様な気がします。(これ大事!)



その他は、エイドで出されるバナナやスポンサー提供されたアミノバイタルゼリーなど。
ドロップバッグが置かれている約50キロ地点でエナジージェル1個。

エイドではドーナツや饅頭も提供されていましたが、水分を持っていかれるような固形食は後半キツくなってから食べる気がしませんでした。。

・足攣り対策

塩ジェルを15kmごとに必ず1本摂り、塩タブレットも併用。
塩ジェルは初めて使ってみましたが、かなり塩辛い!
でもお陰様で今回足が攣ることはなかったです。



◾️結局最後はメンタル!

でも、装備やアイテムがいくら役立っても、正直レースは辛いしシンドイ。。

今回走ってみて感じたのは、結局最後はメンタルなんだと。
メンタルが全てとは言いませんが、9割くらいは占めているんじゃないかと。

以前読んだ本に

『メンタルは「強いか弱い」ではなく、「整える」もの。』
『メンタル=心の状態』


と書かれていました。

心の状態をコントロールするために、できるだけポジティブ思考で走ることを心がけました。

・「まだ〜キロ。。」と思わず、「もう〜キロまできたのか!」と考える
・あまり先のことは気にせず、「とりあえず次の給水所まで行こう」と考える
・50キロで折り返したあとは、走るごとにゴールに近づいている、と考える
・好きで走っていられることに感謝する
・ゴールしたあとは何を食べても許される(笑)


それでも走っている時は

「何でこんな苦しいことを好き好んでやっているんだろう」
「ウルトラマラソンなんて2度とごめんだ」

なんてネガティブな思考ももちろん浮かんできます。

それでも今は「次はどのレースに挑戦しようかな」何て考えている自分がいるのです。
マラソンランナーあるあるですかね。(笑)



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