私たちが「スシロー」と「くら寿司」から学ぶべきこと(アルバイト向けメール)
※長文になりますので、余裕がある時に読んでいただけたら嬉しいです。
みなさま、こんばんはっ!
夜のメールとなりました。
昨日のスタッフメールは朝、確認しまして返信したお店もありますね。
昨日も、そして本日も出勤いただきましたみなさま、お疲れさまでした。
(まだお仕事を頑張られている方は、もうひと踏ん張りですね!)
体調は、大丈夫ですか?
手洗い・うがいはしていますか?
今日もお店と会社と働くみんなのために貢献していただき、ありがとうございました。
私から1点だけ☝
外食産業の話をさせていただきますね🖐
回転寿司チェーンの「スシロー」と「くら寿司」。
みなさん、ご存知ですよね?
きっと食べに行ったことがあると思います。
両社はまさに「ライバル関係」にあたるわけですが…
最近の報道ではスシローが好調で、くら寿司が苦戦とのことでした。
「スシローのほうが美味しい!」―そんな声も多いようです。
ただ先日、知人からこんな声をもらいました。
「くら寿司が苦戦しているというニュースですが、私は近所のくら寿司が美味しくてよく行っています」―と、そんなコメントでした。
私、このコメントを読んで、ハッとしたんですね。
なぜなら同じチェーンでも「美味しい店」と「美味しくない店」があることを思い出したからです。
みなさまは感じたこと、ありませんか?
たとえば、牛丼の吉野家でも
「あそこの吉野家が他の吉野家よりも美味い」みたいなこと。
気のせいかな…?と思ってしまうかもしれません。
同じ看板を掲げて同じレシピで同じ食材を使っているわけですから。
しかし、これは決して気のせいではありません。
実際にあるからです。
この現象。
工場で生産し、完成品を販売しているスーパーやコンビニでは起こりません。
飲食店だからこそ生じる現象です。
同じチェーンで同じ看板を掲げていても「美味しい」「美味しくない」というバラつきが出てしまうのです。
「スシロー」や「くら寿司」ほどの規模でも、です。
両社とも、おそらく食材が各店に届く段階では「ほぼ同じ」だと思います。
では、どこで「美味しい」「美味しくない」に分かれてしまうか?
といえば、その原因は店内であり働く人にあります。
お店で働く人によって、同じ食材で同じ商品を作っても、大きな差が生じてしまうのです。
ですので、おそらく先の「くら寿司が好き」と言っていた人の近所のくら寿司は「アタリ」なのだと思います。
一方、全体の業績が良い「スシロー」でも、もしかしたら「ハズレ」があるかもしれません…。
それだけ飲食業は、その規模に関係なく現場で働く人が、そのお店の命運を握っているのです。
…と、ここからはみなさまのお店の話になります。
みなさまのお店はどうでしょうか…?
同じ食材で同じ商品を作っていても「アタリ」や「ハズレ」を出していませんか?
当然ながら、
「ハズレ」を引いてしまったお客様は不満に感じているでしょうし「アタリ」を引いたお客様は満足していることでしょう。
そして「ハズレ」を引いたお客様が増えていけば、その店は衰退していきます。
怖いですね。
これから落ち着く時期ですが、どうかみなさま、同じ時期に、同じ食材を、同じ業者から、同じ金額で仕入れていたとしても…
油断することなく、全てのお客様に「アタリ」を引いてもらえるよう
「意識」を保ち、
「技術」を高めつつ、
「経験」を積んでいってください。
以上、「スシロー」と「くら寿司」から学ぶべきことでした。
夜のメールだと、長くなっちゃいますね…(汗)
それでは、今晩も暖かくしておやすみください。
お仕事の方は、もうひと踏ん張り頑張って、暖かくして帰宅してくださいね。
それではっ!
白岩 大樹 😉👍
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