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【集客公式=認知人口×来店率×リピート率】少しでも早く繁盛するための考え方を知ってください

おはようございます。
今回ですが、私の独自理論となります「集客公式」を取り上げます。
これからの時代、店内で待っているだけでは経営はいつまで経っても安定しません。
なぜなら、お客様が来店した後のことしか見えないからです。
しかし、この公式を覚えておけば、どのようにしてお客様を店の入口まで呼び込むか?がイメージできるようになるはずです。
今後は、このような考え方を持っておいたほうが繁盛させやすいと思いますので、知っておいてください。

①「認知人口」とは「お店を知っている人数」のこと

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「認知人口×来店率×リピート率」。これが集客公式です。(※「×」は掛け算です)初めに「認知人口」から解説していきましょう。認知人口とは、お店の場所・名前・商品・評判・働く人など…どんなことでも良いです。とにかくお店に関するなんらかの情報を知る人の数です。
認知人口を増やすためには、主に来店が見込める自店の商圏内での認知を広める活動を行う必要があります。

②「来店率」とは「お店に入る人の割合」のこと

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次に「来店率」。これは認知人口のうち、お店に入る人の割合です。
来店率を上げるためには、その人の欲求を高めて「この店に行きたい!」と思ってもらう必要があります。
多くの繁華街や競争の激しい地域では、この来店率を上げる戦略がよく用いられています。具体的には割引・サービス券の配布です。
高額の割引やお得感の高い特典をつけることで「他店よりウチの方がお得ですよ!」と、お客様にアピールして、来店してもらうわけです。
(※普段から取り組んでいると思いますが…これで目的が明確になったはずです!)

③「リピート率」とは「再来店する人の割合」のこと

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3つ目の「リピート率」。これは再来店する人の割合です。
リピート率を上げるためには、来店したお客様から個人情報を教えてもらう必要があります。
その情報を活用することで定期的な再来店を促します。例えば、来店直後のお礼状(=サンキューレター)やイベントの告知やバースデーDMを送ります。これによって来店回数を増やし、常連客にしていきます。
このリピート率を高める戦略こそ、経営の安定化に直結します。

④3つのうち重要なのは認知人口。その理由は…

この集客公式。全てかけ算ですので、3つどれを高めても自ずと来店客数は増加します。ではこの3つの中で取り組む優先順位が高いのはどれか?
私は「認知人口を増やすこと」をオススメします。

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なぜか?それは多くのコンサルタントが指導するノウハウ、またチェーンをはじめ競合店が取り組む戦略、そのほとんどが「来店率」や「リピート率」を目的にしたものだからです。
来店率を高めるためには「インパクトのある割引や特典のチラシ・クーポンを配布する」、またリピート率を高めるためには「お客様の個人情報を聞いてリストを作り、定期的にDMやメールを送る」―きっとみなさまも、こういった戦略について学んだことがあるはずです。書店に行っても「来店率」と「リピート率」について解説した本ばかりです。

しかし「リピート率」は来店後ですので問題ありませんが…「来店率」は上げ過ぎてしまうと競合他店との「割引合戦」に陥ってしまう危険性があります。
以前の記事(「アルカラ客」と「ナクテモ客」を見極める)に関連しますが、「割引合戦」に陥れば、割引を使うことが目的の「アルカラ客」が増えます。
それは「利益率が下がる」「割引を止めれば客数が減る」「割引をエスカレートせざるを得なくなる」「企業・店のブランドが低下する」という4つのデメリットを伴います。

一方で「ナクテモ客」は、割引が「ナクテモ」来るお客様のことであり、先のようなデメリットを伴わないため、増えれば店舗経営が健全化(=高利益体質)します。
今後の飲食店経営は、間違いなくこの「ナクテモ客を増やす」戦略が重要になります。アルカラ客を求め、身を削るような割引・サービスを配布するだけでは、経営体質は確実にジリ貧になっていくからです。

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では、そのために何をすべきか?それは広域にお店を認知させることであり、具体的には外回り営業や、インターネット(SNS)の活用、そしてPR活動です。「まず知ってもらうこと」―これだけで来店してくれる人は、思っている以上に多く店外に存在しています。
逆に、あなたのお店が売れていなければ、その主要因はただ単に「知られていないだけ」という可能性が高いということです。お店で待っているだけの人がよく陥ってしまう「落とし穴」がここにあります。

満面の笑顔_例

私は現場に入ることで、現場のコンディションを把握した上で店内を固めつつ、この集客公式に基づきながら経営を安定化させていくことが強みですので、ご興味のある方は、お気軽にご相談ください
(※最後、宣伝になってしまってスイマセン…汗)


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