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最高の青春でしたっ!「第8回パラ大学祭」リポート

9月19日(火)、第8回となるパラ大学祭が「国立オリンピック記念青少年総合センター」にて開催されました。
「パラで遊ぼう!」をキーワードに、各大学がパラスポーツを推進するパラ大学となり、企画運営から当日の開催までを大学生が実施し、パラスポーツが日本で日常化するために大学生が集まるスポーツ祭です。

開催に先駆けて、9月14日には事前ワークショップを開催。本番で競技するための「オリジナルスポーツ」をみんなで考えました。「ブラインドボール」というスポーツが誕生しました。

ブラインドボールは、目隠しの選手がプレーする「ブラインドゾーン」、目隠し無しでキャッチする「ゴールゾーン」、距離をとるための「セーフティーゾーン」をそれぞれ設け、ブラインドゾーンからボールを転がし、反対側のゴールゾーンにいる味方がキャッチできれば得点になるルールです。

今大会のテーマは「夏の終わりに最高の青春を」。前日の18日夜には運営メンバーで会場の宿泊施設に前泊して、テーマを記した横断幕を作りました。

当日は110人のメンバーが集まり、みんなで考えたブラインドボールほかにも、ボッチャや車いすリレーを楽しみました。

また、今回はスリランカやロシア、韓国やフィリピンといった留学生も多く参加してくれました。
「パラ大学祭でのパラスポーツ体験から人生の楽しみ方を学んだ」「次は運営メンバーに加わりたい」などの声が聞かれました。

パラ大学祭は障害だけではなく、国籍といったボーダーも超えて、みんなで楽しむことができていたようです。

運営の代表を務めたのは、中央大学4年の持田温紀さん。持田さんは高校時代の事故で車いすユーザーになりました。
今回のパラ大学祭を終えた持田さんは、「パラ大はどんなボーダーも超えていくことができる。パラ大学祭で広がる景色は僕が創りたい世界です。生かしていくべきところ、反省するべきところを振り返って、引き続き努力させていただきたい」と振り返っていました。

また、この日の様子は参加した学生記者からさまざまな場所で発信されています。ぜひご覧ください!

UNIVAS(大学スポーツ協会)記事
パラ大学祭に #U_S_L_ が潜入取材!運営代表の持田温紀さん(中央大学 4 年)にインタビュー!!―『パラ大学祭に込めた想い』編―
https://univas.jp/find/lounge/article/20231019798132/
▼パラ大学祭に #U_S_L_ が潜入取材!運営代表の持田温紀さん(中央大学 4 年)にとについてインタビュー!!―『持田さんが描く未来』編―
https://univas.jp/find/lounge/article/20231019798140/

明大スポーツ新聞部 記事
第8回パラ大学祭が開催!史上最大規模の参加人数で大会は大盛り上がり
https://meisupo.net/special/detail/14161?view=pc

慶応義塾大学『SFC-IFC』YouTube
【総勢100人超】え、ガチ最高じゃん? 17大学4大学院でのパラスポーツで、勝負と出会いと最高の青春を。|障害や国籍、ジェンダーを越えた世界へ【パラ大学祭】
https://www.youtube.com/watch?v=eGKWs-Cud0M