「転職 30代」の検索者はどんな人?
こんにちは。
ヤフー・データソリューション カスタマーサクセスチームの荻野です。
今回は検索者属性についてのお話です。
多くの人々は、自身の属性(性別や年代)を含め検索することで、最適な情報に辿り着こうと行動しています。
例えば最近は「転職 30代」や「転職 40代」など、「転職+年代」で調べる方が増えています。
またDS.INSIGHTではボリュームの他、「どんな人々が調べていたか?」
といった属性情報(性別や年代)も可視化をすることができます。
そのため(当たり前ではありますが)以下のようなことがわかります。
・「転職 30代」という検索キーワードは、30代が検索する割合が高い
・「転職 40代」という検索キーワードは、40代が検索する割合が高い
では「転職 30代」や「転職 40代」は、他の年代でも調べられているのか?を確認してみましょう。
以下は「転職 年代」キーワード検索者の年代割合です。
点線の範囲をご覧ください。
検索に含まれる年代よりもひとつ前の年代が2番目の割合を占めています。
・「転職 30代」という検索キーワードは、20代が2番目の検索割合を占める
・「転職 40代」という検索キーワードは、30代が2番目の検索割合を占める
また検索に含まれる年代が上がるごとに、ひとつ前の年代からの検索割合が上昇していました。
このことから「転職」に関する自分の年代の情報を捜す行動もあれば、
次に自分が迎える年代の情報を探す行動もある。ということがわかります。
そして年代が上がると、前の年代からの関心が増しているといったことも推測ができます。
このように検索していた人々の属性を分析することで、ボリュームだけでは見えてこなかった仮説や推測が立てられるようになります。
検索キーワードの分析は勿論、検索者の分析もぜひお試しください。
※本記事の内容は公開日時点の情報です。
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