マガジン

  • 中性漫画家Aのお話

    https://note.com/ds61b/m/meb42bbb2ce66の解説です。

  • 中性漫画家Aの病態に関する考察

    自らを中性、半陰陽、両性具有、染色体が中間などと称し、LGBTQIA+の"I"の立場からセクシャルマイノリティの人々を描いた漫画で有名となったAという人物がいる。Aは女性として生を受けたが、30歳時にターナー症候群と呼ばれる染色体異常が判明した。時を同じくして男性ホルモン注射と縮胸手術を受け、以降現在に至るまで戸籍以外は男性として暮らしている。 そして筆者である私もまた、Aと同じターナー症候群である。AについてWikipediaで調べたところ、そこに記載されている160cmという身長の高さに疑問を持った。幼少期から成長ホルモンによる治療を行った症例であっても、最終身長が160cmにまで到達することは不可能である。これについては主治医に電話にて確認を行った。当記事の目的はAのターナー症候群、もしくはその他の性分化疾患であるという主張の検討を行うことである。

記事一覧

中性漫画家Aのお話⑤ -おわりに

このストーリーは主に、以下の記事についての概要です。

6

中性漫画家Aのお話④ -その他の考察

このストーリーは主に、以下の記事の概要です。

6

中性漫画家Aのお話③ -XY女性

このストーリーは主に、以下の記事について解説したものです。

6

中性漫画家Aのお話② -ターナー症候群

このストーリーは主に、以下の記事について解説したものです。

10

中性漫画家Aのお話① -Aの主張

このストーリーは主に、以下の記事について解説したものです。

7

中性漫画家Aのお話 序 -はじめに

このストーリーは主に、以下の記事について要約したものです。

5

おわりに

■Aについての最終的な筆者の見解 本稿ではAの病態について考察をしてきたが、いかがだっただろうか。ここまでお付き合い頂いた皆様は、Aの主張に正当性があると考えるだ…

11

中性漫画家Aの病態に関する考察④

■まえがき 自らを中性、半陰陽、両性具有、染色体が中間などと称し、LGBTQIA+の"I"の立場からセクシャルマイノリティの人々を描いた漫画で有名となったAという人物がいる…

6

中性漫画家Aの病態に関する考察③

■まえがき 自らを中性、半陰陽、両性具有、染色体が中間などと称し、LGBTQIA+の"I"の立場からセクシャルマイノリティの人々を描いた漫画で有名となったAという人物がいる…

2

中性漫画家Aの病態に関する考察②

■まえがき 自らを中性、半陰陽、両性具有、染色体が中間などと称し、LGBTQIA+の"I"の立場からセクシャルマイノリティの人々を描いた漫画で有名となったAという人物がいる…

5

中性漫画家Aの病態に関する考察①

■まえがき 自らを中性、半陰陽、両性具有、染色体が中間などと称し、LGBTQIA+の"I"の立場からセクシャルマイノリティの人々を描いた漫画で有名となったAという人物がいる…

7

はじめに

■筆者の核型と病態について 筆者は中学2年時にターナー症候群(45X0/47XXX) の告知を受けた当事者である。12歳時に初経を認め、翼状頸、外反肘などのターナー徴候はないが…

8

中性漫画家Aのお話⑤ -おわりに

このストーリーは主に、以下の記事についての概要です。

中性漫画家Aのお話④ -その他の考察

このストーリーは主に、以下の記事の概要です。

中性漫画家Aのお話③ -XY女性

このストーリーは主に、以下の記事について解説したものです。

中性漫画家Aのお話② -ターナー症候群

このストーリーは主に、以下の記事について解説したものです。

中性漫画家Aのお話① -Aの主張

このストーリーは主に、以下の記事について解説したものです。

中性漫画家Aのお話 序 -はじめに

このストーリーは主に、以下の記事について要約したものです。

おわりに

■Aについての最終的な筆者の見解 本稿ではAの病態について考察をしてきたが、いかがだっただろうか。ここまでお付き合い頂いた皆様は、Aの主張に正当性があると考えるだろうか。もしくはAの主張は不当なものであると感じただろうか。以下は全て私の憶測ではあるが、著書の記述や今回の考察を踏まえてAに起こったことを推察し、Aに対する私の最終的な見解としたい。 ◆男性ホルモン注射の時期について  Aはカムアウト―胸取っちゃった日記にて、内分泌科でのホルモン検査以前に男性ホルモン注射を受け

中性漫画家Aの病態に関する考察④

■まえがき 自らを中性、半陰陽、両性具有、染色体が中間などと称し、LGBTQIA+の"I"の立場からセクシャルマイノリティの人々を描いた漫画で有名となったAという人物がいる。Aは女性として生を受けたが、30歳時にターナー症候群と呼ばれる染色体異常が判明した。時を同じくして男性ホルモン注射と縮胸手術を受け、以降現在に至るまで戸籍以外は男性として暮らしている。  そして筆者である私もまた、Aと同じターナー症候群である。AについてWikipediaで調べたところ、そこに記載されてい

中性漫画家Aの病態に関する考察③

■まえがき 自らを中性、半陰陽、両性具有、染色体が中間などと称し、LGBTQIA+の"I"の立場からセクシャルマイノリティの人々を描いた漫画で有名となったAという人物がいる。Aは女性として生を受けたが、30歳時にターナー症候群と呼ばれる染色体異常が判明した。時を同じくして男性ホルモン注射と縮胸手術を受け、以降現在に至るまで戸籍以外は男性として暮らしている。  そして筆者である私もまた、Aと同じターナー症候群である。AについてWikipediaで調べたところ、そこに記載されてい

中性漫画家Aの病態に関する考察②

■まえがき 自らを中性、半陰陽、両性具有、染色体が中間などと称し、LGBTQIA+の"I"の立場からセクシャルマイノリティの人々を描いた漫画で有名となったAという人物がいる。Aは女性として生を受けたが、30歳時にターナー症候群と呼ばれる染色体異常が判明した。時を同じくして男性ホルモン注射と縮胸手術を受け、以降現在に至るまで戸籍以外は男性として暮らしている。  そして筆者である私もまた、Aと同じターナー症候群である。AについてWikipediaで調べたところ、そこに記載されてい

中性漫画家Aの病態に関する考察①

■まえがき 自らを中性、半陰陽、両性具有、染色体が中間などと称し、LGBTQIA+の"I"の立場からセクシャルマイノリティの人々を描いた漫画で有名となったAという人物がいる。Aは女性として生を受けたが、30歳時にターナー症候群と呼ばれる染色体異常が判明した。時を同じくして男性ホルモン注射と縮胸手術を受け、以降現在に至るまで戸籍以外は男性として暮らしている。  そして筆者である私もまた、Aと同じターナー症候群である。AについてWikipediaで調べたところ、そこに記載されてい

はじめに

■筆者の核型と病態について 筆者は中学2年時にターナー症候群(45X0/47XXX) の告知を受けた当事者である。12歳時に初経を認め、翼状頸、外反肘などのターナー徴候はないが、低身長である。0歳時より甲状腺機能の低下を理由に地元の大学病院に通院していたが、思春期の成長期が無いことで染色体検査に至った。同席した母曰く相当な衝撃を受けた様子であり、女性としての自信も未来も木っ端微塵に吹き飛んだ一大事であったことに違いない。自身を女性であると断言することは虚偽に該当しないか、普通