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こどもに何を残すか問題

私たち夫婦の間でたまに持ち上がる

"こどもたちに何を残すか
どこまで助けるか"問題。

基本的に、こどもたちには
教育だけを残したい
自分で未來を選択して欲しい
そう意見が一致している。

それは、今まで出会った人たち
(主に夫が出会った人の話を
私が聞いてる事が多い)と
夫が親から引き継いでいる
考え方の影響と

私自身がとにかく自由で
意思を尊重してもらってきた
という感覚があるからかもしれない。

つい最近もまた
2人でそんな話になった。

『資産は残すつもりはないけど
それぞれの娘の何処かのタイミングで
必要な援助はしても良いのかとも思う』

曰く、何かやりたい事を見つけて
そのための資金が必要な時に
その資金を集めるための準備期間で
時間を割くのはどうなんだろう、
との意見だった。

なるほどなぁと思いながら
でも、自分の過去を振り返った。

私はフランスにお菓子の勉強をしたくて
準備期間1年と決めて働いた。
両親は援助すると声をかけてくれたけど
その時の私は頑なに断った。

今思うと、なんで優しさと思って
受け取らなかったのかな?とも
思うのだが、とにかく意地でも
受け取らなかった。

結局、パリの低所得者向けの
マンションに中国人の女の子と
ルームシェアという形で部屋を
確保した。

学生の研修という形で
アルバイトをしていたので
お給料はお小遣い程度。
貯めてきた資金がギリギリ
無くなるか無くならないか。

日々の暮らしは切り詰めて
それでも定期的に勉強のために
レストランを食べ歩いたり。

そんな生活だけど
思い出の中で輝いて見えるのは
"自力でやり切った"事が
大きいのだと思った。

援助してもらってたら
もっと充実した経験も
出来たかもしれない。
もっと数多くのレストランを
もう少し素敵な洋服を着て
食べ歩いたり出来たかもしれない。

でも、自分でやり切った事に
勝る充実感は無いと思う。
今思い返しても、やはり助けて
貰わなくて良かったと思える。

という事を夫に伝えてみたら、
その通りかもしれない
援助は要らないね、と
まとまった。

いよいよ、私たち親に出来る
2人へのプレゼントは
リミットが迫ってるんだなと
実感する。







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