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外遊びを信じてきて良かったと思えたこと


昨晩、10歳になる娘の誕生日に贈った本
おとなになるのび太たちへ
を私自身も読み始めました

ドラえもんの漫画の部分と
夢を掴んだ大人たちの文章からなる一冊

8歳10歳の娘2人はまだ
漫画の部分しか読んでいないけど
夢を掴んだ大人たちからのメッセージは
私にとっても魅力的です

まだ出だししか読んでいないけど
その中でも心に残ったのは
チームラボ代表の猪子寿之さん
のお話

なぜ、そのような作品群を作ったのかといえば、自然の中を駆け回ることで養わられる、物体同士の空間的な関係を理解し記憶する能力、「空間認識能力」を都会に住む人々にも取り戻してほしかったからです。
昔、人は、森や山の中に住んでたいて、前に進むためには、複雑で立体的な地形を乗り越えなければなりませんでした。そのこと自体は大変ではあるけれど楽しく、それによって身体性を伴って、世界を認識できました。ところが、家や街など平面や直線でできている人工物を作って、その上で暮らし、机の上の勉強や、本や画面など二次元の平面に囲まれて生きていくようになると、いつのまにか身体を通して世界と繋がる感覚を失っていきました。


私は娘が産まれてからずっと
外遊びをとても大切にしてきました

それこそ、まだ歩けない
赤ちゃんの頃から
自分のお弁当と赤ちゃんのお粥を
瓶に詰めてピクニックしたり
ベビーカーでお散歩したり
都会の中なりに
外の風や音、通りすがる人の表情
目に映るもの
肌で感じるものを受け取ってほしい
そう思っていたからです



東京時代は日本橋や六本木
芝と、オフィス街に住んでいたので
近くの遊び場といえば
三越のおもちゃ屋という
なんともトホホな環境でしたが
緑を求めて電車に乗って出かけました

お気に入りは上野
上野は今でも大好きです
国立博物館や国立図書館の
建造物もイベントも素晴らしい
そして目的地の前後は公園内を
ゆっくり歩く事ができる
小さなこどもから大人まで楽しめます

次女が1歳5ヶ月の時に
シンガポールへ母子移住
夫は東京の仕事が忙しかったため
とりあえず私と娘2人で
引っ越しをしました


当時、シンガポールで働いてる友人が
いたので彼女の家の近くに
サービスアパートメントを借り
生活の基盤を整えていきました
(頼る気満々な末っ子。笑
めちゃくちゃお世話になりました。)

彼女は今宮崎で自分の城を持ち
地元や県外からもファンを持つ
人気ビーガンレストランと教室を
経営しています

食や住環境の好みが合う私たち
彼女の勧めで最初の滞在地を
選んだ先は
ボタニックガーデンのすぐ近く
駅でいうと一駅で最高の公園に
辿り着きました

ここを拠点に長女の学校を
まずは探しました
まだ幼稚園だった長女
選んだ決め手は外の遊び場が
充実されていること
その一点

幼児教育の最重要課題は外遊び
その考え方が好きで
その年に増築された
教育デザイナーによって
デザインされた
アウトドアプレグラが一目で
気に入った私は即決しました

そして家
長女は朝から午後まで
素晴らしい学校で学べるけど
まだ未就学児だった次女の
日々の拠点は家とその周り

そうなると
公園の近くで家を決める事は
自然な流れでした

東京を拠点にしている夫と
家、決めちゃうよーと軽く
あくまで軽くコンタクトを取りつつ
決めたのは築年数は浅くはないけど
ボタニックガーデンから
徒歩圏内のコンドでした

朝型だった我が家
自宅のあるオフィス街に流れ出てくる
通勤ラッシュの人々の流れに
逆らう様に電車に乗って
迷惑だろうなの人の表情は
なるべく見ない様に
ベビーカーと幼児を連れて
遊び場を求めて移動していた頃

そこから比べると
夢のような住環境でした
長女の学校には一度だけ乗り換えは
あるものの、そこまで混まないので
範囲内

こうして、幼児がいても外遊びが
気軽にできる生活を手にしたのでした

気持ち良すぎる朝の公園

私は完全に、感覚で生きているタイプ
色々な意見があるのは承知の上だし
今の世の中、私みたいな意見は
少数派なのかもしれない

小さなこどもにとって必要なのは
机の上に座った勉強でも
習い事で詰め込まれた予定を
こなすことでもなくて
ただただ、その時にやりたい事
例えば道端に落ちてる木の実を
広いながら歩くとか
思うままに思う方向に歩くとか
そんなことを自由に出来る
環境と時間のゆとり
そう信じて、幼少期の10年間
2人の娘と接してきました
(東京は道が狭く、歩道と車道が
別れていない道も多く、小さなこどもが自由に歩くスペースすら限られていた)

昨日読み始めた猪子さんの
メッセージの中で
これで良かったんだと自分を肯定できた
言葉がありました

これから、おとなになる君たちに伝えたいのは、時間とともに変化するような立体的な空間でたくさんの時間を過ごし、物事を立体的に認識していけるようになってほしいということ。身体的に物事を認識していってください。山の中で、鳥や虫がいて、風が吹いて木が揺れてということを身体で感じられると、考える次元も、二次元から三次元四次元へと上がっていきます。次元があがれば、ものの見方や考え方、解決方法もまったく変わってきます。次元を上げて、新しい世界を実感しましょう。

8歳と10歳になった娘
毎日宿題に追われる2人を見るのが
やっぱり辛い母。寝る時間間際になると
もう、いいからゴロゴロしようよと
言いたくて仕方ない。笑
勉強は出来て当たり前で育ってきた夫にモヤモヤを吐き出すと
自信がなくなると途端につまらなくなる
だから、今の努力は先に生かされる

そうか。そうだな。
わたし、勉強嫌いになっちゃってた
もんな。自分が相当偏ってる事も
重々承知なので、そこは素直に
聞こうと思っています。

日本の秋を楽しむ

まだまだエネルギー有り余る年齢
日本の秋の気持ち良さも
冬の寒さも、ポジティブに捉えて
しっかり楽しんでいきたいと思います!

それはそうと、暖房器具
そろそろ注文しよ。


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