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68.自分の中で深く感動するとこうなる

集中治療ここだけの話

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三省堂書店池袋本店のヨンデル選書フェアでお買い上げの方に渡す特製カードに350文字のオススメ文を寄せた。以下、そのまま引用する。

名著・ジェネラリストのための内科診断リファレンスから関連する書籍ということで実はもうひとつ内科系の本も考えていたのですが、ちょうど3月に改訂を控えているということで、少し早めに集中治療のおすすめ本をご紹介します。というかこれはマジで名著ですよ。なにせあまりに名著すぎてツイッターで大騒ぎしてたら医学書院に引っこ抜かれてウェブで書評書かされましたからね(事実)。田中先生は単著もすごいんですが(よく考えたらヨンデル選書で田中先生の単著も立て続けに紹介してる)、なんと編著もすごいというバケモノです。著者それぞれに色合いがあるんですけど、教科書なのにあえて「こぼれ話感」を漂わせながら書く人もいて、おもしろいですよ。まじめくさって教科書っぽく書いてる人はきっといい人なんだろうなあと思ったり。

上記の書評の中で触れた、医学書院のウェブ書評はこちらに載っている。

いろいろなところにくり返し書いてきたのだけれど田中竜馬先生はやはり頭一つ抜けたバケモノである。とにかくいつどこに書いたものもすべて読みやすい。あこがれる。

その点ぼくはあれだな、思い入れが強すぎると、オチまでの過程をぜんぶ省略して(語ったという体にして)しまう癖がある。上の書評もそうだ。興奮するあまり省略がはげしい。これを最初に読んだ人たちはきっとびっくりしたろうな、おそらく、「言葉の意味はよくわからんがとにかくすごい本なんだろうな」という勢いしか伝わらなかったことだろう。2年前のことなので大目に見てもらいたいものである。

(2020.8.14 68冊目)

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