"リーダー論"という名の趣味紹介
この世にはリーダーと呼ばれる人材がいる。簡単に指導者、統率者と訳され、何らかのグループや組織の1番上にいる人間だと一般的に認知されている。
それと似た単語でリーダーシップというものがある。ここでの定義として指導者としての資質・能力・力量・統率力としておく。
私が今回提起したいのは、「リーダである」ことと「リーダーシップがある」ことは必ずしも同一ではないということである。
まぁ、本当にただの好きを紹介するだけの文なので深く考えずに見てほしい。
私の好きなグループYouTuberに『東海オンエア』がいる。
てつや、しばゆー、としみつ、虫眼鏡、りょう、ゆめまる(敬称略)の計6人で構成されている、愛知県岡崎市を拠点に活動しているグループである。
このグループのリーダーは紛れもなくてつやだ。頭の半分をオレンジ色に染め、時に全身を同色で包んでいる彼は「派手」の一言が似合うYouTuberらしい男である。
彼の性格は非常にだらしなく、ファンの間では「不潔」、「生活力がない」と度々騒がれている。現に、遅刻や編集放棄などでメンバーが諭している動画などもあがっている。
後は、風呂に入らなかったり、歯磨きをしなかったりするのが所以らしい。
ここまで見て、彼のことを「リーダーシップがある」と言う人はあまり居ないのではないか。どちらかと言うと、元教師の虫眼鏡や元現場監督のりょうの方がきっちりとしていて、人を統率する力があると言える。
(あくまでも“リーダーシップ”に重点を置いて話しているのでdisってるわけではない。寧ろてつやのだらしなさは個性的で愛らしいものだと感じる)
ではてつやがリーダーである理由とはなにか。
それはメンバーの癖の強さに関係する。
(もちろん、てつやが最初にYouTubeを始めて、後に皆を招待したからという理由もあるだろうが、今回は私の個人的な意見なので一旦触れないでおく)
『東海オンエア』ではメンバー1人1人が独立した強いキャラクター性を持っており、誰もがYouTuberらしいプロ意識を持って活動している風に見える。
てつやはリーダーだが、もちろんてつやがいない動画もあるし、リーダー以外が考えた企画も多く採用されている。
その動画どれもがしっかりと成り立っているし、メンバーの個性や強みが強調され見ていて気持ちいい。皆が伸び伸びとしている。
もし、厳しく、皆に清潔感や正確さを求めるような人がリーダーだった場合、今の『東海オンエア』は無かったとさえ言える。
言わば、てつやは「統率者」というより「育成者」だ。皆をまとめ、順に配置につかせるリーダーではなく、個性を活かし自由に泳がせるリーダーなのだ。
もう1つ、私が好きだったグループYouTuberに『フィッシャーズ』がいる。
シルクロード、ンダホ、モトキ、マサイ、ぺけたん、ダーマ、ザカオ(敬称略)の計7人で構成されている。
リーダーはシルクロード(以下シルク)。
シルクはてつやと違って、非常にストイックでメンバーを引っ張っていく「統率者」らしい性格だと言える。
以前、【圧倒的】“シルク”に武勇伝王やらせたらヤバい事件だらけだった。という動画がYouTuber界隈で話題になった。
信者による「シルク強くてカッコいい」という意見から、その他の人による「イタくて見てられない」等様々であった。私も動画を見たが、とりあえず武勇伝に関する感想はノーコメントだ。
ただ、話が本当であろうが嘘であろうが、ここまで堂々と自信を持って自分のことを発言できる人間は圧倒的に強いと思う。
社会でも、自分のことを自虐的にボソボソと話す人間より、自信を持ってハキハキと話す人間の方が好印象である。
あくまでも個人の意見だが、『フィッシャーズ』は時にシルク第一主義のような印象を受ける時がある。
皆も学生時代、普段は目立ちたがり屋で明るいがゲームに負けたら静かに半ギレするような、「俺様が一番」タイプの人間がクラスに1人はいたのではないかと思われる。
シルク第一主義とはそういう雰囲気だ。
だが、それは、良くも悪くもその人のリーダーとしてのキャラクター性が秀でているからとも言える。
もちろん、フィッシャーズには他メンバーもユニークで見ていて楽しい人間ばかりなのだが、それ以上にシルクの存在感が強い。
しかし、もし、フィッシャーズにシルクがいなかったらフィッシャーズはチャンネル登録者600万を超える大きなグループにはなり得なかったと思う。
シルクという存在がいることでグループ全体に締りができまとまりができる。
最初に言ったように、シルクはまさしく統率力のある人間で、リーダーらしいリーダーなのだ。
私はてつやとシルク、又は『東海オンエア』と『フィッシャーズ』どちらが良い、悪いという話がしたい訳では無い。
2人は正反対のリーダーで、そのどちらにも魅力がある。
てつやは嵐の大野くんのような、「アイドル型」のリーダーで、シルクは会社の上司のような「ビジネス型」のリーダーだと私は解釈している。
つまり、ここで言いたいのは、「リーダー」という存在、「リーダーシップ」という定義は誰か1人の性格によって作られるものではなく、周りの人々の雰囲気や環境によって変わってくるのではないかということだ。
受験や就活において、自己分析で自分を「リーダーシップがあること」を長所として話す人がいる。そして大半の人がそれを「発言力があるから」や「皆をまとめる力があるから」と理由をつける。
もし、このような力がないからリーダーシップがないと落ち込んでいる人がいるなら、それは間違いだ。
いくら発言が強くても、周りを見れずグループ活動を破滅に向ける人は例外なくリーダーには向いていない。反対に、静かであまり発言する力が無くとも、空気を読み皆の意見を受止めることのできる人間はリーダーらしいと言える。
めちゃくちゃ書くの面倒くさくなってきたな。
うんこ。うんこ。
受験も就活も上手くいかず中途半端でグループ行動が苦手な私がリーダー論を語っても説得力ない気がしてきた。
「まんげきょう」があるのに「ちんげきょう」がないのは神様のイタズラです。
まとまらねぇ〜〜〜!!!!!!!!!
今までの文章全部忘れて
マジYouTube最高!!(*^^*)!!
で全てを締めくくろうかな。
つまり、最終的に、『東海オンエア』というグループは最高ということです。
なのでオススメ動画を貼っておきます。
【悪ふざけ】寺田心のブックオフのCMを超絶編集してみた!!!
【山奥のリゾート】2泊3日!寝たら"即帰宅"の旅!Part1
*フィッシャーズで1番好きな動画
*いらん小話
私は前まで音楽を聴きながら文章を書いていたのですが、最近それでは集中できなくなりました。その時出会ったのが、Simejiの東海オンエアしばゆーさんキーボードです。
しばゆーさんの顔面で埋め尽くされているキーボードに触れると、3種類のセリフを話す仕様になっているのですが、これが画角的にも音声的にも大変うるさいです。
しかし、カチカチと無機質な音でブルーライトと睨めっこしながら文を書くのはとても寂しく孤独を感じます。
そこでキーボードを変え、しばゆーさんのキーボードから「ラブリー大納言〜!」、「触るな!!」など意味不明で理不尽な言葉が大音量でたれながされると面白くて不意に笑ってしまいます。
笑いながら作業ができるし、作業BGMが聴けなくなった時、適切な量の生活音として重宝しています。
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