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言葉とは・・・


コロナで自粛中の皆さま、こんばんは。僕も休日は家で読書したり普段しない掃除が捗っております。(本当はニンテンドースイッチを買いに行きたかったけれど、どこも売り切れらしく涙をこらえて家に引き籠ってました。)

さて、本題。どうして読書は大切なのか?(以前にどこかで書いた記事と重複していたらごめんなさい。)

僕たちは「言葉」を使う

こうやって文章を書いたり誰かと会話をする時、僕たちは共通言語を使って意思疎通をしています。もちろん、ノンバーバルコミニュケーションも大切ですし、本によってはそちらの方がメッセージの8割を占めるといわれることもあります。しかし、プライベートやビジネスでメール等の文面のみでのやり取りはこれからも存在します。それらの場面では「言葉」のみを交わすことで相手とコミニュニケーションを取っています。

「言葉」とは何だろう?

上記のページに形式的な「言葉」の意味が書いてあります。今回、僕がこの記事で書きたいのは、これです。

”「言葉」とは、「自分の中にあるカタチの無いモノ」を自分の外へ出すためにカタチあるものに変換する道具”

もちろん、言葉以外にもたくさんあります。①で少しだけお話ししたノンバーバルコミュニケーションもそうですし、アーティストといわれる方々は絵画や音楽を通して自己表現をしています。自分を伝えるために様々な道具がありますが、その中でも「言葉」は誰でも簡単に使いこなせる且つ表現方法も豊富にあります。

つまり、「言葉」というものは常に身近にあるだけでなく自分次第で幾らでも自由に表現することができるのです。

これはとても大切なことです。

言葉とは自分を表すための道具である

②でも少し触れましたが、言葉は自己表現のための道具の一つです。

例えば、感情を表に出す時には顔の表情や動作でも伝えることはできます。しかし、それ以上に”言葉”を使うと様々な感情を表現することができます。自分の考えや思いを伝えるのも同じです。

相手にどう伝えるか?ではなく相手にどう伝わるか?

この言葉は後輩にもよく言っているもので、「どうやって相手に伝えよう?」と考えるのではなく「どうやったら相手に伝わるのだろう?」と考え方を変えるだけで、伝えたい相手に合った言葉を探し始めると思います。そして、自分の持つ言葉の数で相手へ伝わるかどうかが決まります。もちろん、必要最低限の意思疎通をはかることはできるかもしれません。しかし、自分の思っていることを的確に伝える若しくは相手の思っていることを的確に受けとるためには、より多くの言葉を知っているほうが大切です。

”言葉”とは・・・”色”で例える

僕は赤系統の色が好きです。赤色といっても僕が好きなのはワインレッドやエンジのような少し深い赤色が好きです。でも、それを伝えることができるのはワインレッドやエンジカラーを知っているからです。

言葉も同じで、自分が多くの言葉を知っているほど自分の伝えたいものに合わせて言葉をチョイスして相手に伝えることができます。

例えば、赤色の車がほしいと僕はディーラーに言います。

ディーラーはきっとどんな赤色ですか?と聞くと思います。明るいパステルカラーに近い赤色なのかワインレッドのような渋みのある赤色なのか、ただ赤色とだけ言っても僕の中の理想の赤色とディーラーが選ぶ赤色が100%マッチすることは至難の技です。

ここで、僕がもっと赤色について知っていたらどうでしょうか。ネットで見つけたら、日本の伝統色の中で赤系統だけでも96色もあるそうです。もしも、ここから一番好きな色を知っていてディーラーへ伝えることができれば、100%のマッチは難しいかもしれませんが僕の理想とする赤色と近い車を探しやすくなると思いませんか。たとえ理想のものがなくても理想に近いものを提案してくれるのではないでしょうか。

このように言葉も知っていて損はしないです。知っていればいるほど自分の考えや思いを上手く伝えることができ、相手に伝わりやすくなります。

”言葉”とは・・・”洋服”で例える

僕の働く会社には、すぐにカッとして「◯ね!」とよく言う先輩がいます。すぐキレるのもどうかと思いますが過激な単語しか出てこないのは、きっと先輩の中の怒りの感情を表現する言葉が”◯ね”しかないのでしょう。皆さんならこの先輩に対してどう思うでしょうか。僕は、仕事以外での会話は極力避けるようにしていますし、仕事上でも最低限のコミニュケーションしか取らないように心掛けています。なぜかというと、このような人の使う「言葉」は種類も少ないため、意思疎通が上手く行かなくなることも多いですし、その度に「言葉」の持ち手が少ないのですぐに感情に頼りきったコミニュケーションで口撃をしてくるからです。こういう人とはなるべく関わらないほうがいいですし、自分自身がそうなっていないか顧みることも大切です。

そんな人とは別に以前に知り合った方はとても言葉遣いが丁寧で言葉も色々と知っていました。2人で街中を歩いている時には道中の様々なものを見つけては自分では思いつかないような言葉でたくさんの感想を伝えてくれました。その時、”ああ、この人は感受性豊かなだけではなくてそれを伝える言葉も豊かなんだなあ。”と感じました。

「言葉はお金のかからないオシャレ」という言葉を聞いたことがありますが、まさにその通りだなと思った次第です。

いい年した大人が”◯す”や”◯ね”といった言葉を使う場面があるのでしょうか。パーティー会場にジーパンとタンクトップで行くような人がいるのでしょうか。言葉も洋服と同じでTPOをわきまえないと恥をかくだけです。どんなに着飾ってその場だけを取り繕っていても必ずボロが出てしまいます。普段から上下ジャージにサンダルの人がいきなりスーツを着ても似合わないように、普段から汚い言葉を使う人がいきなり丁寧な言葉遣いをしても上手くいかないのです。だからこそ、僕たちは普段から自分の言葉を意識しなければならないのです。

言葉とは・・・

言葉とは結局、なんだろうか。

続きはまた今度書きたいと思います。

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