見出し画像

リズムを大切にせよ


私は、仕事のやりやすさやペース配分を教えたい。

どんな人にも仕事にもリズムとルーティンがある。
人それぞれ体型や骨格、歩き方や脈の速度が違うように、段取りの仕方なども変わってくる。

それなのに、マニュアル通りにやれ、上司や先輩から聞いた通りにやれと言われるのは窮屈だろう。


いくら頑張ってもうまくいかない。
左利きだから右利きのやり方は合わない。
そもそもマニュアルが古すぎて今の作業内容に合っていない。
などなど、言いたいことは山ほど出るだろう。
向いていないのかもしれないなどと頭を抱えてしまうケースも少なくない。


そんな時、私は仕事にリズムを取り入れる。
自分の心地いいペースで、滞りなく進められるベストな速度とやり方を探るのだ。

私が楽器奏者であるが故の発想なのかもしれないが、1度騙されたと思って試して見て欲しい。

例えば、製造ライン作業で物を並べる速度は世界に一つだけの花。
会議書類のホチキス止めの速度はWe will rock you。
判子の押印はこの木なんの木。
などというように、仕事内容に近い速度の曲を当てはめてしまう。
そして、思い浮かべた曲のリズムを保ちながら作業をするのだ。

嫌だなー、早く終わらないかなぁといった作業も、好きな曲と一緒に乗り切ればたったの2曲だったりする。


慣れてくると曲のテンポを早いものに変えて、仕事をその速度に合わせることができてくるが、初めはその仕事に合いそうな曲を探してみてほしい。
それがどのような仕事内容で、何の曲なのかは、心の中で歌うその人にしかわからないけれど、リズムキープが出来ればそれでいい。


また、作業の進め方に関しても、マニュアルに書かれていないこと、教えられていないことを急にしなければならない場面に直面することも少なからずあり、その場合は誰かに聞いたり自分で手探りしながらこなす他ない。
まずは何事も実行してみる。
何かに躓いたらそこで1度立ち止まって呼吸を整える。
あれがダメならこれと考えながら少しずつ軌道修正していけば良いだけの話で、失敗するなと言われているわけではないので堂々としていよう。

マニュアルはあれど、全員が全員100%同じコピーの作業をするのならば人間である必要は無く、機械に同じように動くプログラムを書き込めばすむ話。

初めての仕事は緊張もするだろうし、職場で性格的に合わない人にも出会うだろうが、世の中それが普通である。
何も心配することは無い。

あなたはあなたの速度で、あなたの心地いいやり方で、職務を遂行すること。
1日何か1つ覚えるなどの課題を決めて、毎日の積み重ねで成長していければ御の字。


もしそこで考え方の相違などで人同士の衝突があっても、話し合いというもので妥協点を探ったり、解決案を出し合うことができるのがビジネス。

試行錯誤したり、人との距離感を図っているうちに、自ずと答えは見えてくる。

生活リズムも含め、仕事のリズムも大切に、生き生きと暮らしてもらえればいいなと思っている。

同時にこれからの若い力に期待している。



#仕事のコツ
#作業ペース
#リズム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?