見出し画像

感染予防か、集団免疫をつけるか。中庸を理解する社会を!

2つの極端な意見は、どちらも間違いではない。大切なのは‥

1.「感染は絶対に予防しなきゃいけないわ!」(N極)

2.「早く感染をしてしまって、免疫を持った人を多く作る方が大事だ」(S極)

意見はどちらも間違ってはいないのである。しかし、感染者が増えれば、必ず上記の図にあるような、一番右端の感染予防のライン(赤い部分の一番右)から、一番左の感染者が増えて集団免疫獲得できるライン(青い部分の一番左)にずれていく。

国によっても、最初から感染予防をせずに、集団免疫をとる方法を選ぶ国もある。死亡者が出るデメリットはあっても、早く全体の感染を止めるために、早く集団免疫を付けようと言う政策を早期から打ち出した国もある。傾いた国もある。

S極N極の間のどのレベルか?

極端な2つの意見を戦わせることに意味はない。ただ、国民が極端な指針に困惑しないように、国として、時点時点を見極めて、国民にS極N極の、どのレベルにいるかを発表して、国民に協力を要請すべきではないか。

今は私たちの国は3期の矢印を目指しますよ。自粛はしないけれど、感染にはここで気をつけてください。医療崩壊にならない程度に、今は、ちゃんと個々に自粛もしてくださいね。」

と言うように。

国が指針を出すことが大事。国民が迷わぬように

現時点の、国としての矢印、つまりS極N極の、どのレベルにいるかの指針を表すことが大事なのである。それをしなければ、極端に感染を予防する人がいたり、夜の街などで極端に感染した既往を誇ってみたりする人が出たりする、かもしれない。これでは、不安が広がる可能性があり、無意味に不安を煽る報道も増えてしまう。

不安を煽る報道、感染を広げても良いと言う極端な風潮、感染予防のためとマスクをしない人を取り締まる社会。

極端ではなく、うまく中庸を理解できる社会に。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?