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贈り物のセンス

今日は2024年6月15日、父の日前日にちなんで、センスがいいなぁと思った贈り物のアイデアについて(自戒を込めて!)書きたいと思います。喜ばれるモノの紹介ではないので、そのおつもりで~。

1年間買いためた贈り物

これは、ちょっと時間がかかるアイデアなのですぐには実践できませんが、1年間、相手を思って選んだモノを贈るという方法です。友人のマネをして、私も始めました。

旅先で選んだポストカード、展覧会で見つけたブックマーク、など大袈裟でないものを数点。渡すときにその体験や場所のエピソードを伝えつつ、贈る相手を選んだ理由も盛り込んでみましょう。相手がいい映りで撮れている写真なんかをプリントして入れるのも、喜んでもらえます。

ハマっている or ローカルな贈り物

贈る側の人がハマっているもの(特に消えモノ:残らないから)をいただくのも嬉しいものです。「ベスト推し味噌」とか「飴だと思って舐めんなよレベルの飴」とか。

もしくは地元愛シリーズ。「うちの近所で長蛇の列だけど通販はやってないモノ」とか、「観光客は気づいていないが地元民はコレしか買わん」なんてモノをもらったら、小躍りしちゃいます。たとえ地方じゃなくても、地元駅のちょっとイイものってなにかしらありますよね?なんでもオンラインで買えるいま、ローカル魂最強です。

季節外れの贈り物

誕生日やお祝いごと(父の日、母の日、クリスマス)じゃないときを狙って贈り物をするのもよくないですか?当日までに十分時間をとってプレゼントを選び、その日に贈るというのももちろん大事ですが、たまに「あ、コレあの人喜ぶ!」ってものが、なんでもないときに見つかることってありません?そういうときには、そのときに贈ってしまうのも、ありでしょう!そんな贈り物をする場合は、お祝い事の当日はメッセージのみ送る、とかでもいいんじゃないかなー。

気の置けない友人への花束

25年来の親友とは、たいそうなプレゼントはお互いやめようね、というルールです。しかし彼女があるとき、私の誕生日に大きな花束を自宅に送ってくれました。どぅぇええええええ????と自分でもひくほど驚き、喜びました。

お花はこっくりとした大人の深い色味、ラッピングペーパーもモーヴ系のシックなセンス。たぶん5000円以上するだろうし、送料とかもあるし・・と申し訳ない気持ちもありましたが、いつか私も違う形で喜ばせたいな、という思いにかわりました。

贈り物のド定番で、職場の異動や退職でもらうことも多い花束ですが、予期せぬ花束はまったく違う嬉しさです。なんなら恋人からの花束より嬉しかったかも。なんで?

お金を遣わない贈り物

これはもしかすると、ちょっとハードル高いかもしれません。少なくとも私にとってはそう。

ドイツ人の友人一家来日で長野を歩いていたときのこと。俳人の小林一茶の話題になりました。息子くん(中学生男子)に聞いてみたところ、ドイツでも授業で俳句を習うそう。そして「去年のクリスマスには俳句を作って両親(私の友人)にプレゼントしたよ」と言われました。

え?あ、ふーんそうなんだ、と会話を続けたものの、なにかひっかかるものがありました。自分は俳句の国の人なのに自国の美しい文化を素直に楽しめてこなかったなぁ、という恥ずかしさを感じたのかもしれません。

そして、自分のイケてない贈り物歴が脳裏に蘇ったのも事実。家族や友人などへの贈り物が続く時期にやりがちな、多少高額でも半べそかきながらのすべりこみ決済!という醜態。そしてポチリ後によぎる「もらう方はこんな贈られ方、望んでないかもなぁ」という悲しい予測。

正直、贈り物に俳句を選ぶのは自分には少し難しそうです。でも、お金をかけなくても心を込めた楽しい贈り物はできるという、何とも当たり前のことについては、もう一度考えてみたくなりました。

まずはできることを。ということで、メッセージカードは、多少匂う程度の熱いやつ、書いてます。

まとめ

以上、贈り物のセンスについて、自分の経験をもとに整理してみました!こなれたプレゼント案など、これからも知りたいです。


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