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“ひとが、想いが、むすびつく” 新横浜出張ひろば「りぼん」が始まりました

 2023年3月から新横浜地区で出張ひろばが始まりました。
週に一度、1日5時間、場所はオルタナティブ生活館とダッドウェイラーニングセンター新横浜をお借りして、新横浜地区で活動している親と子のつどいの広場、保育園の皆さん、地域の方々と一緒に親子を迎えています。

毎回15組ほどの親子の参加があり、多くの親子は「子育てサロンや支援関係者の方から紹介されました。」と言って遊びに来てくれています。
今はSNSで情報を得る方も多いと思いますが、きっかけをお聞きすると身近な方からの紹介だからこそ安心して初めての場所への一歩を踏み出すことが出来たんだと感じています。

新横浜出張ひろば「りぼん」のチラシ

ひろばを支えてくれる方と利用者親子とのつながりを感じられる場でありたい

ひろばには、
「今の時間、保育園が落ち着いてるので見に来たよ。」
「出勤前に来ました。」
と言ってきてくれている保育園の先生方や、地域の方が来てくれています。
皆さん読み聞かせや利用家庭の質問に答えてくれたり、一緒に遊んでくれたりと「新横浜地区の親子を街全体で支えるよ」という思いを持って関わってくださっていることを感じています。
今後も皆さんと一緒に、親子にとってどうなのか?という視点を忘れず活動していきたいと思います。
 
利用者親子からは、
「公共交通機関を使わずに遊びに来れるのがとても嬉しい。」
「雨の時は特に近くに遊び場があることが有難い。」
などの声を頂いています。
子どもたちは初めての場所にドキドキしながらも、新しいおもちゃに目をキラキラさせながらひろばに入ってきてくれています。
なかなか母から離れられない子、あれもこれもとたくさんのおもちゃを持って遊びだす子、慣れてきてどんどん自分の好きなところを見つけて遊ぶ子など、みんな好きな場所、おもちゃを見つけて過ごしています。
オルタナティブ生活館はJR横浜線のすぐ横で、窓から子どもでも電車を見下ろすことができる場所にあるので、電車の音が聞こえると、それまで違うところで遊んでいた子どもたちが見逃さないようにと必死に駆け寄ってきて、
「見れた!」
と誇らしげな表情を見せてくれます。こちらまで
「やったね!」
という気持ちになり思わず、みんなで拍手ということもよくあります。

新横浜地区にまだまだ不慣れなスタッフのことを心配して
「あそこのパン屋さんは美味しいですよ」
「あのお弁当屋は早くいかないと売り切れますよ」
と、地域のことなどを教えてくれる方々もいて、本当に有難いことだなと思いますし、この出会いを大切にひとと想いをつなげていきたいと思います。

〜ひろばの愛称はみなさんの想いから〜

新横浜出張ひろばに愛着を持ってもらえるように愛称募集を行い、2度の投票にたくさんの方にご参加いただきました。
愛称は「りぼん」です。
いろんな素材・長さの物があるけど結べば、ひとつになるという思いから、新横浜の保育園児たちがつけてくれました。

りぼんがいろんな人が集えるひろばになっていけるように地域の方々と一緒に進めていきたいと思います。

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港北区地域子育て支援拠点どろっぷ