Show must go on

おはようございます、あるいはこんにちは、あるいはこんばんは。見ているあなたの今の時間に合わせて、僕の挨拶を受け取ってください。

noteを始めた当初は「月に1回はやろう」と思っていたのに、ふと気づいた時にはこんなに期間が空いてしまいました。
すごく私らしい。
前回書いたのはいつだったけなーと思って振り返ってみると、なんと昨年の10月!!驚きました。驚きすぎてビックリマークを2つもつけてしまいました。サービスですよ。

半年も経てば状況も変わります。
一番の大きな変化は引っ越しをしたことです。
2年間の福井での生活を終え、東京で働くことになりました。なので異動命令が出た3月はバタバタしていました。うん、それはnoteを更新できなかったのも仕方ないよね。わかるわかる。

大嫌いだと散々こき下ろしていたあの街も、最後は大好きになっていました。住めば都というやつなんですか?多分違います。出会った人たちが本当に良かった。

福井にきて最初の1年間は全然楽しくなかったです。正直会社の人と仲が良いわけでもないし、なぜここにいるんだろうと思いながら暮らしていました。それでも先輩は優しかったですけど。

でも福井が好きになったのは2年目から仕事で部署異動をしたのがきっかけでした。

2年目の4月に部署異動をして、最初は本当に憂鬱でした。せっかく前の仕事を覚えてきたのに、、、という気持ちと、新しい部署に一人苦手な先輩がいたので。その先輩は簡単にいうと明るい人って感じで、とにかくずっとしゃべっている人でした。それこそ「今日眠たいわ」とか「やる気にない」とか少し話している人に対して「なんすか、もしかしてサボってるんですか」とか。そして僕がなにか振られた仕事をまだやっていないと「いつやるの?」と聞かれ「すぐやります」って答えると「すぐっていつまでのこと?」と笑いながら詰められて。まあ、全部笑いながらなので怒ってるわけでもないし、詰めたあとに「うそうそ、冗談や。暇なときやってくれればいいよ」って言われるので詰めているわけではなさそうでしたが、僕は結構辛かったです。そういうの結構気にしてしまうので。そして部署のみんなの前で「おまえって〇〇に似てるな」っていじられて、なんて返していいかわからず愛想笑いをしていると「なんか言えや。笑ってごまかさないで」と言われ、それも辛かったです。なので最初の頃は本当にその人にいじられたくなくて、会社に行くのが本当にしんどかったです。

でも一緒に営業の同行とか行くうちにその人のことがわかってきた気がします。「冗談や」というのが本当に冗談で、あまり詰めている自覚もなかったこと。自分はもうすぐでやめようと思っていて、僕といられる時間が少ないのでその間に伝えられることは伝えておきたいということ。

その人は正直仕事のことはあまり教えてくれなかった記憶があります。一緒に営業に行くと「お前は偉くなった時のために、今の仕事を一生懸命覚えるよりも、現場がどういうところかということだけわかってくれればいい」と言われたのが印象的でした。そのかわり社会人としてのことをいろいろ学びました。この会社のなりたちや構成、組織のなかで動くには、自分の意見を通すには、礼儀について。「営業先から帰るときは椅子をちゃんとしまえ」と注意されたことがありました。意外とそこを注意してくれる人ってあまりいないと思います。思ったことを言ってくれるのでとてもありがたかった。

その人のことがわかり始めてからはとても楽しくなりました。「お前って○○みたいだな」「いや、まったく似てないですよ」って返せるくらいにまで成長しました。「これ面白いよな」「いや意味わかんないですよ」「おまえー、反抗するようになったな」っていう仲になりました。

今となってはですが、本当に優しい先輩です。
ご飯に行って後輩なので注文を取ろうとすると「いや、そんなことしなくていい、自分でやる」って言って気を遣わせない。ただ後輩としては気を遣わなすぎると逆に気を遣うって感じありません?こんなんでいいのだろうか、みたいな。ただその先輩はそこにも気を遣ってくれて「これとってきてくれ」と簡単な後輩らしい仕事をくれます。そうするとこちらとしても多少なりとも後輩らしくたち振る舞える安心感がある、というか。この気遣いって意外と難しい。先輩と後輩のバランスをすごくうまく保ってくれる。本当に人間関係に関してはずば抜けて上手いです。真似できない。
本当に尊敬する。

私の文才の無さゆえに魅力が伝わってないと思いますが、私個人の備忘録として記しておくことにしました。

あとはもう1人仲の良い先輩がいました。その人は本当に優しい。優しさの塊。一度何かで話してたときに僕が「いやいや先輩なんですから」って言ったら「友達やろ!」って怒られたことがありました。いや、歳の差30歳くらいあるけど、、、と思いながらも嬉しかったです。その先輩とは10時半頃と15時頃にはどちらからともなく「コーヒー飲みますか」の合言葉で2人でコーヒーを飲みながら談笑するというのが定番でした。めっちゃ楽しかったなぁ。。。

あとはめちゃくちゃ褒めてくれました。いつも僕が大したことしてなくても「さすがだなぁ」「頼りになるなぁ」「気がきくなぁ」って言ってくれました。多分ちょっといじってたのもあると思うけど嬉しかったです。

あとはもう1人女性の先輩のことも話しておかなくては。僕の隣の席の先輩なんですが、その先輩と話すのが楽しくて職場に行くのが一気に楽しくなったのはあります。職場内でいろんな揉め事が起きてバタバタしているのを2人でヒソヒソと茶化しながら笑ってたのは良い思い出です。

その先輩とは色んな思い出があります。先輩のおばあちゃんがツイスターとシティーハンターを間違えた話。2人で営業に行って、帰社する道中の高速道路の全てのSAに寄り道をしていつもの倍くらい時間をかけて帰ったこと。あのお店で昼飯を食べたいがために無理やり営業に連れ出してもらったこと。僕が外に出るときに「何持ってけばいいですかね?(ハンコとか書類とか)」と聞いたら「ハンカチ持ってる?」とお母さんみたいなことを言ってきたこと。これ以来ママというあだ名になっていました。

旅行に行った先のお土産屋さんで、いつもなら一応買っていくかーと買ってたけど、この部署になってからは「うわー、これ買っていきたい。あ、これも良さそう」と楽しくなるほどでした。

本当に良い人と出会いました。
だから離れがたくなってしまうんですね。

あの、一応言っておきますが、楽しいながらも仕事としてはめちゃくちゃ嫌でした。部署の人が良かったということです。

あとはなんですかね、福井の思い出。

大きかったのはマッチングアプリをしたことですかね。素敵な人と会うことができました。

多分この投稿を彼女は見ると思うのでいろいろ書きにくいことがありますが、書いてみることにします。

初めてアプリをしたのは福井来て1年目の終わり頃だったような気がします。

正直女の子どうこうっていうよりは純粋に友達が欲しかった。仕事以外の人間関係が欲しかったのです。自分の嫌いな仕事の話じゃなくて自分の好きな本の話、音楽の話をしたかった。

初めてアプリで知り合った人と会ったのは年末、12月30日の吹雪の日だったのを覚えています。

アプリを使って初めて会ったのでとても緊張してたから印象に残ってるんですかね。そういう時ってどこで会うんだろう、目印はなんだろうってずっと緊張してました。(相手の方が全部案内してくれました)。あとはメッセージでずっと本の話をして仲良くなったかなーって思ってた頃に、突然相手の方から「会いませんか?」って来たのが嬉しくて驚いたのを覚えています。
女の人にデート(仮)に誘われたのが人生で初だったので。

そのあとは基本的にはドライブすることが多かったです。あとはカフェですね。カフェというかチェーン店のコーヒショップに行って話すことが多かったです。

今思うと車社会ならではですよね。お互い車持ってるのがほぼ当然みたいな。そのおかげで色んなところに行きました。

僕も2年暮らしていてマスターしてきたかな、と思っていたけど、この前彼女とカフェとスイーツを食べに行った時に「こんなところにこんなものがあったのか!?」と心の中でめちゃくちゃ驚いていました。マスターの道は遠いなあ。

改めて言いますが、私の文才の無さで伝わらないと思いますが、あくまで私の備忘録としてのもの。
読み取ることは諦めて眺めててください。

ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?