アジカンの「プラネットフォークス」コンサートに行ってきた

題名の通り、何年振りかにライブに行ってきた。
ただこういうご時世なのでライブというよりはコンサートって感じ。
やっぱり声をだせず、少し寂しさを感じたのは本音。
ただそんなのを気にさせないほどの最高のコンサートだったのも本音。

今回の会場までは車で2時間弱、俺にとってはちょっとした小旅行気分だった。
会場に向かう道中ではあえてアジカンを聞かず、Spotifyがおすすめしてくれる曲を適当に聞いてた。
ウカスカジー、いい曲だなと思って調べたらミスチルの桜井さんかい!ってなった。

そして長距離運転で疲労しながらなんとか到着。
会場の目の前に駐車場があって、そこに停める。
さすが車社会、人が集まるところには当たり前のように駐車場がある。

入場したらまずはグッズを買う。
正直金も無いので買うのは躊躇するんだけど、アーティストを応援するうえでも毎回何かしらのグッズを買おうと思ってる。
今回はジャケットとタオルとスマホストラップを買った。
ジャケットはデザイン的にもお気に入りで、今も私服でも着てたりする。

ライブが始まるまでのちょっとした時間、いつも何をすればいいか悩む。
音楽が流れているので、イヤホンをつけて自分の音楽を聴くのもなんか違うと思うし。
まあ、とりあえずスマホで漫画『キングダム』を読む。
本は紙派だけど、こういうときには電子書籍最高って思う。

いよいよライブが始まる。
一曲目『De Arriba』。
なんか気づいたら涙がとめどなく出ていた。
コロナによって音楽やライブといった娯楽がダメージが受けていたものから、少し抵抗するような感じ。
今現在だとまたコロナの勢いが過去最大くらいになってきてるけど、これからなんとかなるんじゃないかな、って思える無責任な強さをもらった。
この場にいられることへの幸せ、今日という日のかけがえなさ、自分の人生にはこれが必要なのだ、と。

そこから3,4曲くらいなんか涙がとまらなかった。
すごいエネルギーを感じて心が震えている感じ。
まさに感情が動いてた”感動”。

あと個人的に好きだったのがステージの配置。
メンバー4人が一列に並ぶのがよかった。
特にドラムも並列に並んでいたのが良かった。
ドラムをよく見たいから。

ライブ本編が終わってアンコールになり、演奏が始まったのは『君という花』という曲。
自分がドラムをやりたいと思ったきっかけになった曲で、死ぬまでに一度は直接聞きたいと思っていたので発狂してしまうんじゃないかってくらいうれしかった。
曲中でみんなで掛け声をする部分があるんだけど、それはできなかったのが少し残念。
次こそは。いなくなれ、コロナ。

ライブが終わり、車に戻る。
しばらく動けなかった。
余韻で。
色んなアーティストのライブは何回も行ってきたつもりだけど、こんなに深く長く自分を震わせたのは初めてだったかもしれない。

帰りは温泉によってライブの汗を流して帰った。
本当はどっかのビジネスホテルに泊まろうかと思ってたけど、そんな気分になれなかった。
それほどに良かった。
最高だった。

家に着いてもなおなんかぼーっとしている感じ。
これは来年も行かなくては。
俺が応援しているバンドは間違ってなかったんだな、と思えた。
これからもついていきます。

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