見出し画像

BMPCC4Kを使ってみてのレビュー

『Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K』とは 


なんとも長い名前ですがしっかりとしたシネマカメラ(映画用カメラ)で、BMPCC4Kと略されて呼ばれることが多いです。

今回はこのカメラを作ったBlackmagic design社様にカメラを貸していただき、半年ほど自分の映像制作で使わせていただきました。そこでの感想などをレビュー動画として作成しましたのでぜひご覧ください!

最近は4K動画が主流となって6Kや8K、12Kなんてのも出てきました。今回のカメラは4Kを収録することができるカメラになります。

見た目はミラーレス一眼カメラに似ていますが、中身は全く別物。
どっちかというとビデオカメラに近いですが性能が化け物級にすごいです。なんてったって映画の画質を叩き出すわけですから。

4K映像を撮るだけならiPhoneでも十分にできますが、それは所謂mp4とかの圧縮された映像、写真で言うJPEGみたいなもんです。
このカメラのすごいところはBlackmagic RAW、写真で言うRAW撮影ができることにあります。


Blackmagic RAWはすごい


映像でのRAWを撮れるカメラはミラーレス一眼ではあまりありません。映像のRAWは、写真のRAWのように映像の色やトーンなどを自由に変えることができる為、かなりの容量と処理能力が必要になるのは一眼カメラをお持ちの方はわかるかなと思います。

それがこのカメラはできちゃいます。データ容量はかなりの物になりますが、撮れる映像は本当に美しいものばかり。あとでいくらでも編集できるので、映像撮影での失敗というのはとても少なくなります。

この期間、自分の動画では若干サイズを小さめにした設定で撮影しましたが、それでもとんでもなく美しい映像でほんとに毎度びっくりさせられました。


編集は思ったより楽だし、なんなら今までより軽い


これまでミラーレス一眼での映像撮影しかやってこなかったので、映画用のカメラと聞いて少し抵抗がありました。「編集が重そう」「設定が難しくて扱いにくそう」といった気持ちがあり、なかなか手を出せずにいたところだったのでこのような機会をいただけて本当に良かったです。

撮った映像の編集は思ったより簡単で、今まで編集していたmp4などの映像とおんなじ感覚で編集できますし、動作もものすごく軽い。mp4より軽いかもしれません。これがBlackmagic RAWのすごいところですね。


癖はあるけど慣れれば全く問題ない

先程書いたように撮影データ量が小さめにしたとはいえ結構な量になるので、高速のSSDで編集することがほぼ必須です(内蔵でも外付けでも)。試しに内蔵HDDで編集しようとしたら読み込みが間に合わずプレビューすらできませんでした(笑)

あとはちょっとした映像系の専門用語が出てくるので調べる必要があったりしますが、これは慣れです。『IRIS≒絞り』『シャッタースピードとシャッター角度』等など。

そしてBlackmagic RAWの完全な編集には、『Davinci resolve』っていう編集ソフトを使う必要があり、結構複雑に見えるソフトではじめはとっつきにくいのですが、一つ一つ操作を覚えていけば使えるようになっていきます。
私も以前のVegas Proから頑張って移行中です!(無料ソフトってのがすごいですよね、、有料版もありますが無料版で基本的な編集は全部できます。)


まだこのカメラで動画を数本しか作成していないので、レビューとしてはまだまだ使い倒せていない状態。。
ただ、このカメラのポテンシャルが凄まじいことはわかるので、これから長く使って映像の世界を勉強していきたいと思います😁

色々言い足りないけど長くなりそうなので今回はここまで。
それではまた!

※追記:今回のカメラ含め、ポケットシネマカメラがアップデートによって縦画面の映像が撮れるようになりました。(Tik tokとかInstagramの縦映像向け)カメラを縦に向けることで自動で切り替わるようになっています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?