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【医師解説】GPNMB陽性の老化細胞を選択的に除去することにより期待できる効果

1.内臓脂肪の改善と糖代謝異常の改善:
高脂肪食で飼育されたマウスにGPNMBワクチンを接種すると、老化細胞が内臓脂肪から除去され、脂肪組織の慢性炎症が改善されます。これにより、糖代謝異常が改善されることが確認されました。

2.動脈硬化の改善:
動脈硬化モデルマウスにGPNMBワクチンを接種すると、動脈硬化巣に蓄積した老化細胞が除去され、慢性炎症が改善されます。これにより、動脈硬化巣が縮小されることが観察されました。

3.フレイルの進行抑制:
高齢マウスにGPNMBワクチンを接種すると、フレイルの進行が抑制されることが観察されました。フレイルは身体的な衰えや機能の低下を伴う加齢関連の状態です。

4.寿命の延長:
ハッチンソン・ギルフォード症候群の早老症モデルマウスに対してGPNMBワクチンを接種すると、寿命の延長効果が確認されました。

また、GPNMBは老化細胞に特異的に発現し、正常細胞にはほとんど見られないため、副作用が少なく効果が持続することが、既存のsenolyticsとの比較実験でも確認されています。

青山メディカルクリニック 院長 松澤 宗範

・院長プロフィール
総合内科、形成外科、美容皮膚科、美容外科。
がん診療に関しては10代の頃に母親を末期癌で亡くした経験と形成外科で癌術後の再建で患者様と日々関わることで、早期発見、予防医療の重要性を痛感し、がん検査や治療も行っている。
疾患の種類を問わず、アンチエイジングまで幅広い患者様に対応し、体の内側・外側ともに健康に綺麗にをモットーにしている。

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