勉強習慣を身に付けて感じた3つの変化
ここ2~3年にかけて、それ以前よりも勉強の習慣が身に付いてきた。
まぁ今となってはただのニートで毎日ヒマでやることが無いから勉強しているのもある。
ぼくもまだまだではあるが、そんなぼくが感じる勉強習慣が身に付く前と今とを比較して感じた変化を3つに絞ってお伝えしたい。
①選択肢が増える
知らないことを知れば、自分の知見や価値観が広がって物事への選択肢が増え、可能性が広がる。
問題にぶつかった時でも、学んだ色々な選択肢から解決策を導くことができる。
そうすれば人生は豊かになる。
心理学の世界では『無知』の下位概念に『不知』というものがあるそうだ。
不知=自分が知らないことを知らない
分かってないことにすら分かっていない。
それで幸せだったら良いかもしれない。
けれど、なんだかよく分からないけど幸せじゃないってなったらぼくはすごく嫌だな。
せめて自分が知らないことくらいは知っている状態にまで持っていきたい。
もう一つ、ぼくが好きな言葉を紹介したい。
『人の人生は車輪を再発明するにはあまりに短すぎる』
”車輪の再発明”これは、
『広く受け入れられ確立されている技術や解決法を(知らずに、または意図的に無視して)再び一から作ること』
『誰かがすでに生み出した何かを自分で生み出そうとして時間を無駄にすること』
先人たちがものすごい労力と時間(場合によっては一生の時間)をかけて発明したものや行きついた考えが現代に至るまで蓄積され続けている。
それを学ばずに、自分の力だけでゼロから再発明をするような行為はあまりにも愚かだ。
幸いにも今の時代は学ぶための環境がものすごく整っている。
非常に学びやすい。
YouTube一つ例に挙げても、一昔前であれば何十万円という高額なお金を支払ってやっと手に入るような情報が、今では無料で得られる。
現代の文明の利器を使わない手はないはず。
余談だが、ぼくが中国にいた時は、中国の情報規制の厳しさに驚いた。
Google、YouTube、LINE、Facebook、Twitter、Instagram、、、基本すべて使えない。
国で規制されているのだ。
なのでそれぞれそれに代わる中国版が存在する。
また、中国の街での書店の少なさにも驚いた。
数少ない書店に並ぶ書籍も情報統制の厳しい審査を通った本のみ。
それが言論の自由がない中国の実態。
それに比べて日本は本当に恵まれている。
②心がゆたかになる
特に精神的な不安定が少なくなる。
ぼくのように過去にメンタル不調を経験した者から言わせたらメンタルが治った要因は『時間』と『勉強』だと思っている。
心をゆたかにするには特に自己啓発分野の学びが良い。
そして自己啓発の学びは人格形成とマインドを育ててくれる。
人格形成とマインドの育成は成果を出す上で最も大切なことであり、基礎となる土台だ。
しっかりとした土台の上に初めて行動やスキルが乗ってくる。
緩い土台の上では行動・スキルを積み重ねてもすぐに崩れる。
また、基礎を育てていれば自然と行動力が付く。
因みに、ぼくの場合はこのようなマインドを大切にしている。
『相手の価値観の理解』
『感謝を伝える』
『他者貢献する』
『自ら率先して行動する』
『できないことに挑戦する』
『終わりを思い描く』
7つの習慣、UNCOMMONの影響が大きい。
③自信がつく
単純に勉強⇔行動を繰り返して知識経験が付けば自信につながる。
以前の記事でも触れたが
日本人の平均的な勉強時間は一日6分だそうだ。
1日6分以上勉強すれば平均以上の上位層に入れる。
『勉強』って聞くと学生時代のツラかったヤラされ勉強を思い出す人もいるが、大人になっての『勉強』は何を学んだって良い。
自分の目的にあった学びが全て勉強である。
何かに対して自発的に知識を深めることはすべて勉強だ。
そう考えれば勉強は楽しいことになるはず。
おまけ:ヒマであれば勉強する
ではなぜ人は勉強しないのか。
だらしないから?怠惰だから?
違うと思う。
『時間』と『心』に余裕がないからだとぼくは思う。
ヒマで時間にも心にも余裕があれば勉強する人は増えると感じる。
日本人は働きすぎ。
こんなこと言うと陰謀論のように聞こえてしまうかもしれないが、日本の社会(資本家?政治家?)があえて働きすぎの社会を作っているように思う。
とにかく長い時間一生懸命ぼくらを働かせて、ぼくらに考えたり勉強したりするヒマを与えさせない。
なぜなら勉強して頭良くなってもらったら困るから。
都合良い時給で何も考えず会社や社会のために働いてもらった方が彼らにとっては得だから。
そんな社会も少しずつ変わっていくと思うけど。
話しが逸れてしまったが、
言いたいのは毎日まずは1時間でも良いからヒマな時間を作る事が大切だと思う。
というわけで今回はぼくが勉強習慣を身に付けて感じた変化を3つに絞ってお伝えした。
まずは勉強する為の時間と心の余裕を確保して、それから興味のある分野についてまずは短時間でも良いのでコツコツと継続してみてはいかがでしょうか。
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