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苦手な人に会ったとき

人って相性ありますよね。
どんな人でも好き嫌いはあります。

でも、人を嫌うことはあまりしたくないと思っています。人を嫌うのって、エネルギーを使います。疲れるのです。それに誰にでも良い面も悪い面もありますからね。できるだけ人の良い面を見る方が、建設的な関係性になれるので、良いところ探しをするようにしています。

そういった訓練のおかげで、大人になってからは人を嫌いになることが、ほとんどなくなりました。それでも、嫌いまでいかなくても、誰かにネガティブな感情を持ってしまうことは、どうしてもあります。そういうとき、自分が未熟だなと感じてしまうのですが、最近は自分の価値観をみつけるチャンスだと捉えるようになりました。

誰かのことをネガティブに感じた時はその理由を深掘りして行きます。どのあたりにネガティブさを感じたのか、よく自分を観察してみます。

人は、大事にしている価値観があります。例えば、私は、「肩書で人を差別したり、態度を変えてはいけない。」という価値観があります。例えば、上司が、自分のパワーを利用して部下に対して失礼なものの言い方をするような、パワハラが苦手です。誰かを傷つけることを見るのが辛いのです。フラットな関係性が好きなのです。だから、肩書で人を差別して偉そうにする人をみると、ネガティブな気持ちになります。

肩書で人を差別する人を見て、少しイラっとするのですが、そんなときは「あー、私は今、人を差別しないっていう価値観をゆさぶられているんだ。」と自分のことを少し遠くから見るようにしています。つまり、人を差別しない、ということが私にとって大事な価値観だと気づくことができるのです。こうやって自分のことがより深く理解できるようになります。

客観視できると、人にネガティブな感情を持ってしまう自分を責めることがなくなります。私はそういう考えの人だから、しかたないよね。誰にでも相性あるし。人の考えは人それぞれだから。と思えるようになります。

苦手な人に会った時は、自分の価値観を発見するチャンスです。




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