心理的安全性のコツ 意見をもらったら、とりあえずやってみる
患者さんのためにクリニックとして改善できることがないか、スタッフに聞いてみることがあります。一人最低3個出す、など決めて書いてもらいます。1 on 1のときに聞くこともあります。
意見をもらったときは、内容に同意できなくても、意見をもらったことに対して「ありがとう」と言います。意見の内容に同意はしなくていいです。否定はしないようにします。
そして、すぐにできそうなアイデアであれば、ダメもとでも試してみるようにしています。
お金がかからないこと、すぐにできることなら、とりあえず試してみる。そして上手くいきそうなら続ければいいし、そうでもなければやめればいいのです。小さく何度もトライします。
アイデアを言ったスタッフは、アイデアが採用されると、きっと嬉しいと思います。また次も何か改善できる方法がないか、考えてくれるかもしれません。それに自分一人のアイデアよりも、多くの人に出してもらったアイデアの方が、視点が異なるので、おもしろいものが出てくる可能性が高いです。自分だけの力なんて、小さいと私は思っています。
誰かのアイデアが採用されると、他のスタッフもアイデアを出しやすくなります。意見を否定されず、聞いてもらえると嬉しいものです。そうすると、ますますアイデアが出るので、より改善されていきます。
アイデアが素晴らしいかどうかは、やってみないとわかりません。どうかな?と思うようなものでも、たいしたリスクが無いものであれば、自分だけで判断しないでとりあえずやってみます。
成功する人は、たくさんチャレンジした人です。頭で考えるより、やってみることのほうが、学びはずっと大きいです。
フットワークは軽い方が良いのですよね。
ですから、「とりあえず、やってみる」を実践しています!
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