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博士のキャリアを考えるきっかけとなる場 他2品【ちょこっと回想録】

こんばんは、Dr.りけ子です。みなさん、3連休はゆっくり過ごせたでしょうか?私は体調を崩すことなく、家族三人で久々にのんびり過ごせました。今日は、7月9日~12日のつぶやき、計3品を掲載しました。



①博士のキャリアを考えるきっかけとなる場

7月10日に「未来の博士フェス2024」という、博士課程の学生が主役のイベントが開催されたので、情報収集も兼ねてオンライン参加しました。文部科学省が主催で、科学技術振興機構(JST)が共催という、力の入れよう。

イベントでは博士課程学生によるショートプレゼンテーションや社会課題解決提案グランプリ、博士号を取得後、産業界、教育界、官公庁で活躍されている方々を交えたパネルディスカッションを通して、博士人材の強みや魅力をアカデミアのみならず企業や官公庁等に向けて発信します。

また、今年度は博士を大事にする企業のピッチコンテストや「ポスターセッション」中での企業ブースの出展など博士課程学生の皆さんに企業のことを知っていただく機会も設けております。

上記リンク先より引用

博士学生の知り合いが増えたり、同世代の面白い研究に出会えたり、キャリアを考えるきっかけになったりと、私が学生だったら絶対に参加してたと思います。また、オフラインで参加すると、企業の方々がいるなかでポスター発表もできたみたいです。

来年も開催されるのなら、博士学生さんは絶対に参加することをオススメします!!オンライン参加もできるのでぜひ!

ちなみに、冒頭で文部科学大臣が挨拶されていて驚きました。しかも、30分と長い時間を使っての挨拶だったので、「博士学生を応援しているんです!」という国の本気度は伝わってきました。

②楽しそうにプレゼンすることの大切さ

当時これを言われたときは「何言ってんだよ……」と少しイラッとしました(汗)。でも、今振り返ってみると、当時はなんだか修士の延長線みたいな感じで、自分の研究を自分事として消化しきれていなかったように思います。指導教員の研究を私がやっている、みたいな感覚でしょうか。

そこから少しずつ、自分の努力やら考えやらが形になってきて、「これは私がやっているんだ!」と自分事として捉えられるようになって初めて、自分の研究に自信が持てたように思います。その状態になってから、学会発表や研究報告で、楽しそうにというか、堂々と自信をもって話せるようになった気がします。

③研究に打ち込んでいれば、グローバル人材にはなれるハズ

私は英語に対する強い苦手意識(トラウマ)があるため、未だに英語が本当に苦手なので、自分をグローバル人材とは口が避けても言えません……(それでもある程度の努力はして、国際学会に参加して英語で発表はしています)。研究室は英語でコミュニケーションを取る環境でもなかったので、環境面の影響もあるかもしれません。

ただ、外国語でのコミュニケーションを除き、ビジネスでも活用できるスキルは、一通り高いレベルで身についたと思います。博士課程在籍中はそんな自覚はなかったですが、研究も仕事も、基本的には似たようなステップで進みます。仕事に転用できるスキルはいくらでもあるので、現役の学生さんはとにかく目の前の研究に邁進することが大事だと思います。

「どんなスキルを身に着け、どのように仕事で活かせるのか」については、近日リリースする予定であるWebマガジンでぜひチェックしてください!


いかがだったでしょうか??また博士のキャリアに関するイベントに参加して、刺激を受けたり情報収集をしたりしたくなってきました。


博士が輝ける社会となりますように!

Dr. りけ子

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