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医者になりたいと思った動機

こんにちは、ドクターひざくんです。
今日は私が医師になりたいと思ったエピソードについてお話したいと思います。
私は3人兄弟の長男として生まれ、年の近い弟、妹達と育ちました。
私が小学校低学年の際、自分の不注意で交通事故に遭い、1か月の入院生活を余儀なくされる出来事がありました。非常に心細く、両親には毎日見舞いに来てもらい、父親にはよく付き添いで病院に泊まってもらっていました。
小学校にも行けず、友達にも会えず、怪我の処置で毎日泣いていました。

そんな中、毎日泣いている私に、一つも嫌な顔をせず、優しい声掛けをしながら処置を続けたくれた先生に幼いながらも憧れました。白衣をまとったスーパーマンのようでした。退院したころには両親に、「医師になる」と、小学生の私は公言していたそうです。

両親は高卒ですし、受験や教育のノウハウも全くない状態から、国公立の医学部に入学できるまで、ずっと応援してくれました。決して裕福な家庭ではなく、とても私立の医学部には行けませんでした。2年間の浪人生活を送りましたが、良い経験になったと思います。

そんな私の憧れだった職業に就くことができ、日々患者さんに自分の技術を還元できることに、充実感を感じています。
お子さんが受診に来た時は、患者さんにとって、自分が憧れた先生のように振舞えたらなと思いながら診療しています。


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