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プチプラ❤️メゾン colorfulNailsでセルフネイリスト気分

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#プチプラ

#CANMAKE


プチプラセルフネイリスト

私は小学生の頃から爪の形が肉爪(爪先まで指が長い)で深爪切りができない爪だった。よく先生からあら、これ以上もう切れないのね、なんて少しイヤミっぽくいわれた。

卵形で血色もいいのでまるで大人の女のような手だと言われたし、はっきりいってもみじのような手みたいにこどもっぽくなかった、私の手は。中学生ぐらいでまずネイルがほしくて比較的安く買えるマニキュア類はほとんどの女子のメイク登竜門ではないかと思う。

それで制服にあわないネイルをよく塗っていた。赤は一番キレイに見えるけどパール系などが気になった。だけど黄色人種の肌色にはピンクパール系は野暮ったいことがハッキリわかってそれから手がもっとも美しく見えるネイル探究がはじまる。一時ブームになったフレンチネイルはさすがに気になった。

ナチュラルカラーなピンクに爪先を白のコンビにした上品な定番的オーソドックスなスタイルは私は常に自分で完璧に習得してこれを自分の定番ネイルに決めようとしたぐらい。

しかしネイルをするのに幾つかの難点があって、私はずっと仕事上衣料品を扱っていたのもあってなにげに爪が割れやすく少しでもささくれができると切らないといけなかった。(高級品だとなおさら)そして、これはアレルギーか?わからないけど爪にネイルを塗るとすごく違和感があってようするに爪の表面上がふさがれているような気持ち悪さがあった。だから塗っても1日終わればリムーバーですぐ落とすような感じで周りがスカルプチュアなどをやっていてもなかなかできなかった。それで周りが最もネイル全盛期だった頃はネイリストのもとに通うことも1度もなかった。手元の美しいネイルをいつもネイリストに完璧に仕上げてもらってその手をみると女性としてのオシャレの満足感があるというのをよくきくけど確かにそうだろうと思う。

愛用している化粧品会社の景品に爪ヤスリをもらっても使わずじまいでこういう細やかな美容をやることはセルフセラピーのようだといつも思う。とてもそんな風に見えない女性が足の爪だけはいつもペディキュアをしているときくと妙な気がするのは私だけかもしれない。まずカルシウム不足を鶏肉と焼き鮭で!ヘビロテメニューにすることで爪が割れにくくなった(べつに狙ってなかった)福利を得た私はプチプラの現在ではひと昔前のマニキュアとは雲泥の差もある進化したネイルをはじめたくなった。

生まれつきのこの恵まれた肉爪をムダにしておくのももったいないし、とは思っていたから¥396のキャンメイクのネイルをドラッグストアで買う。まずはカラーのチョイス。

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