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小規模ビジネスが海外の顧客をつかむヒント

今日、カリフォルニアのサンノゼにある、人材開発系のコンサルティングファームから日本でのライブ配信のサポート業務についての相談がありました。そこから、ちょっとした学びがあったという話です。
執筆:株式会社エーフラット 石田

海外からの想定外のお問合せ

今日、カリフォルニアのサンノゼにある、人材開発系のコンサルティングファームから日本でのライブ配信のサポート業務についての相談がありました。
しかし、当社のWebサイトでは、英語の表記が実装できていません。

日本語のみのWebサイト

どうやって当社のサイトにたどり着いたのか、不思議でした。
と言いますか、今も不思議なのですが、ひとつ、重要だと考えるのが、自動翻訳を想定した文章表現についてです。

見出し文章を自動翻訳で比較

例えば、当社では多言語に対応したコンテンツ制作もウリとしています。
そこで、次のように見出しを付けるとします。

  • 案1.ナレーション収録は多言語に対応します。

  • 案2.多言語対応のナレーション収録!

国内向けには、案2のほうがよさそうです。
案1は、印象が薄く、見出しに適した文章では無いと感じます。
ですが、これをGoogleの翻訳にかけると、それぞれ以下のようになりました。

  • 案1. Narration recording is available in multiple languages.

  • 案2. Multilingual narration included!

Google先生、待ってくれ!多言語ナレーションは、コミでやってるわけじゃないから!

このように、きちんと文章の構造が無いと、自動翻訳されたときに、絶大なる誤解が生じてしまいます

凝った、アオリの強い見出しも重要ですが、海外からの需要のことを考えると、文章構造を適切に保持した書き方をしておくと、良いのではないかと、今日の出来事で思った次第です。
多言語のサイトを作る技術はいろいろありますが、費用、工数、管理など、ハードルも高い。それなら、自動翻訳で読まれることを想定して、文章を書いておくことも、コスパを高めるテクニックとして、アリかなと思います。
以上、海外からの顧客獲得のための、ちょっとしたヒントになればと思います。

株式会社エーフラット


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