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死生観を考える事になるきっかけ

またもや、昔話。。。
だけど、これらの経験を学びとさせて頂いた
ことが、今の私に繋がっていると思うから、
noteに書きたくなる。。。

まだ看護学生の実習中。私の受け持つ大好きな患者さんが目の前で亡くなられた。
その時の私の父と同じ歳だった。
亡くなる直前、ベッドサイドから、私は患者さんのお名前を呼んだ。
医師も諦めかけていたその時、患者さんが私の方を向いてくれたんだ。まだまだ全然未熟な私は、今、亡くなろうとしている、頑張り切ったその患者さんに「頑張ってください‼︎」なんて言ってしまった。

そのことをずっとずっと後悔し、それから私は、死生観についての本をたくさん読んだんだ。
その中の、多分、一番初めに読んだ1冊。

もう、30年以上前のことだけど、
その病室の窓からの光や、ご家族の様子、泣いてはいけないと教えられていたけど、ご家族と一緒に泣いてしまったこと、肩を落とす医師にありがとうございましたと伝えた事、鮮明に覚えている。

自分の振り返り日記みたいだな。。。

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