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みんな好きなことを好きなだけすればいい世界
私は好きなことだけをしていたら、この世の中が廃れ崩壊してしまう、と本気で思い込んでいた。
地球を守る為にも、努力して嫌なことにも耐えて、頑張っているその忍耐の波動が、この世界をより良く変えていけると、信じてきたのである。
だから私は社会のルールを守ろうと一生懸命だった、その横で平気でルール違反をする元夫を見て、内心では軽蔑して地獄に堕ちろ!と悪態をついていた。
私は無理して頑張っているのに、のほほんと好き勝手する人達を許せなかった。
裏を返せば、そういう人達に羨ましさがあった。
その人達は恐れていない、この世が崩壊するかもしれないなんて、想像もしていない、ただ正直に今やりたいことを優先している、それが私から見て異様に映っていた。
私の反面教師だった元夫は、典型的な自己中心的人物で、お金に苦労していた暮らしにも関わらず、スーパーでは必ず自分の好きなフルーツをカゴに入れる。
私はその度に、怒りをあらわにして、そのフルーツを戻してくるように命令した。
少ない現金を有効活用する為にも、できるだけ自分の好きなものは我慢して、子どもたちの為に栄養のある食材を優先して選ばなければならない!その行為が神様に認められ、ある日報われる時が来る!と頑なに信じていた私。
言わばあの頃の私は、常に神様に媚びへつらい、私はこんなにも我慢して頑張っています、だからどうか助けてください、という波動を出していたのだ。
又 元夫はギャンブルが大好きで、特に競馬に関しては、プロの予想屋として事務所に所属していたこともある。
そんな大好きなことを職業に出来ていた幸運な元夫!それなのに表情は怒りに満ちていて、この世の不幸を全部背負いながら生きてます、と言わんばかりだった。
それが現実化して、元夫はギャンブルのツキから見放され、外してばかりで益々お金から遠ざかっていた。
私はそんな元夫が許せず、時には不意打ちに仕事場の元夫の部屋に覗きに行く。
元夫はビックリした表情で慌ててパソコンを閉じるのだ。
これは何かある!と確信した、そしてついに見つけた!元夫はパソコンで仕事をしていると見せかけて、実は韓流ドラマを視聴していたのだった。
絶対許せない!!私は憤った!そして元夫を責め続けた。
私はお金を稼げない専業主婦だ、でも嫌なことを優先して好きなことを我慢して、自分に沢山のルーティンを課し、できなければ罰を与えて、何とかこの生活が好転するように努力している。
それなのに元夫は、自分の責任でこんな貧困生活になったというのに、謝罪もせず呑気に好きなことをして、楽しんでいたのだ!絶対絶対許せない!!
今敢えてこの記事を書くのは、元夫の行動を思い出し、彼はこの世界のカラクリを示し、宇宙の法則に則った行動をしていたと、改めて気づく必要があるからなのだ。
私は好きなことだけをする元夫が許せなかった、イコール 自分が好きなことをするのを許せなかったということだ。
でも宇宙の真実は、好きなことを好きなだけすればいいと伝えてくれていた、むしろ嫌いなことを無理してすればするほど、心に余裕がなくなり、周りの人にも優しくなれず、更に苦しく不幸になっていく。
そう!あの頃の私のように。
元夫は苦しい生活の中でも、絶望せずに一人で好きなことをして、今ここで楽しい♪という波動を出していた、私はそれを許し、見習って好きなことを優先して楽しめば良かったんだ!
やはり元夫は私に大切なことを教えるメッセンジャーだったのだと思った。
今の私は、好きなことをする為だけに集中するようにしている。
自分に厳しかった名残があり、時々このままではダメだ💦と弱気になる。
でも私は真実を知っている。
この世界は私が主役で、私が好きなことを好きなだけすることを、喜び応援してくれていると。
好きなことをする私を許せば許すほど、更に私の世界は優しく生きやすくなっていく。
愛に溢れた素晴らしい世界を、私は素直に受け入れ感謝して満喫していこう。
ここまで読んでくださって感謝します。
幸せをありがとうございます✴️
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