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思い込みが次々と反転していく体験

私は55年生きてきて、今更ながら沢山の思い込みによって、人生の選択肢を限定して、自分の行動範囲を狭めてきたことを実感している。

云わば ようやくそこにスポットライトが当たり、オセロのように白黒をひっくり返して、全く違う景色に塗り替えられる時を迎えたのだ。

私は幼い頃、祖母や両親や親戚等の大人達から、仕事にはピンからキリまであり、低レベルな仕事をする人は、人からバカにされる、と言い聞かされて育った。

私はとても素直だった為、その言葉を真に受けて、低レベルな仕事だけは絶対にすまい!!と誓った。

現実は 私に厳しく、自分を高めようと頑張れば余計に落ちこぼれ、大人達に聞かされた上級の仕事には縁がなかった。

栄養士専門学校に通い、栄養士の資格は取得できても、管理栄養士の資格を取得するには、実績を積み その上で試験を受けて合格しなければならない。

どうしてなのか?私は試験勉強が苦手で、全く頭に入らない、だから結局 管理栄養士は諦めてしまったのだった。

私の見えている世界では、当然ながら 管理栄養士は重要視され、栄養士は軽くあしらわれるように見えていた。

同じクラスだった専門学校の卒業生も、優秀な人は管理栄養士の資格を取得して活躍しているようだった。

私は栄養士として働くことに限界を感じて、次に一般事務の仕事をしてみた。

私の世界では、この仕事もキツい割には報われないように感じた。

やっぱり私は専業主婦がいい!大好きな家で家事をして幸せに暮らす!と夢見て、それを叶えてくれる相手を物色していた。

そこで元夫が何故か浮上して、波乱万丈の結婚生活に繋がったのである。

元夫の話しは当時の私には説得力があり、益々仕事についての偏見はひどくなっていた。

元夫は私にお手本を示すように、ことごとく仕事に恵まれず、どんどん無職に近づいていく、それでも私は低レベルな仕事だけは絶対しない!と決めていたので、あくまでも専業主婦にこだわり続けた。

将来の為に手に職をつけようと着付け教室に通った、それも両親から見て立派な娘でいたいという、私の計算があったからだ。

でもどうしてもうまくいかない、気力も体力も持続せずにプロとして働くことを諦めた。

離婚して子どもたちも成人した今、私は大好きな宇宙の法則を 実験して体現することに集中してきた。

その流れで、両親に勧められ、ハローワークに相談した結果、清掃の仕事に行き着いた。

正直に言うと、清掃の仕事は幼い頃から聞かされた低レベルな仕事に含まれている、だから私は躊躇していたのだ。

でもよく考えると、私にはピッタリ合う仕事だと思った。

私は専業主婦として掃除は当たり前にしていたのだから。

それに、今の暮らしでは家事を役割り分担して娘と一緒にこなしているけど、主に水回りの掃除は私が全部受け持っている。

私なりに工夫して、かなり効率よくピカピカにすることができていて、部屋の中はスッキリ清潔に保てている。

掃除はとても素晴らしいことを、長い専業主婦生活から既に学べていたんだ!と思い出せた。

それはミイコさんがコメントしてくださったおかげなのだ。


ミイコさん💖勝手に記事にさせていただき申し訳ありません💦

でもミイコさんのおかげで、私の頭が完全に反転して、清掃は私の天職に変わったのです、本当にありがとうございます!

私は清掃を低レベルと思い込んでいたのだ、つまり言い換えると。

専業主婦を低レベルと見なして、お金が手に入る訳がないと軽蔑していたのだ!

それが現実化されて、どんなに工夫しても専業主婦でいる限りお金には見放される現象が起きていたことに気づいた。

やっと気づけた!

専業主婦でいること自体を恥じていた自分に気づけて、今の私はモヤモヤが消え、スッキリした青空が広がった状態になっている。

もう専業主婦や無職にこだわらず、ただ目の前にやって来た環境を受け入れ、そこに自分の愛のエネルギーを注いでいこうと思える。

これから、更に私の頑なな思い込みが覆り、美しい景色を見せてくれることを確信している。


花束を抱える茅子俊さん。
美しい花がよく似合う素敵な笑顔に癒される。
この世界に生かされていることが、とても素晴らしいのだと、今私は感じている。
宇宙は大きな愛で見守り導いてくれていたと、この状況を嬉しく受け止められる私になれた。


ここまで読んでくださって感謝します。

幸せをありがとうございます✴️








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