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ドラマの世界に浸り愛を学ぶ
昨夜、最近ハマって観ていた中国の時代劇ドラマ 風中の縁 を最終回まで観終えた。
ネタバレになるけれども、今回も自分の気づきを記しておこうと思う。
私はこのドラマにとても違和感を感じた。
私がこれまで観てきた中国の時代劇ドラマの中で、私的には 最も悲しい最後だったように思う。
それは誰を主体に観るかによるのだけど、私は主人公の女性にではなく、病弱な貴公子の莫循の想いに片寄って応援していたので、報われない辛さが残った最終回だった。
このドラマでは、極端に言うと主人公が幸せならば、犠牲になる人々が何人いようと構わない、ということが伺える。
私が主人公だったなら、その事実を知れば心を痛め本心からの幸福感は望めなくなってしまうだろう。
その事を懸念して、事実を告げず黙って彼女の前から姿を消す貴公子の莫循に、どうしてあなただけがそんなに辛い運命を背負わないといけないの?どうしてあなただけが犠牲にならないといけないの?と腹立たしささえ覚えた。
私はやはり自分の幸せの為に、誰かが犠牲になるなんて絶対に嫌だ!みんながニコニコ笑顔になる道を選びたい!
その一方で身勝手な私も存在しているのを感じた。
私は主人公の最愛の武将を邪魔に思い、殺害されれば、全てが丸くおさまりハッピーエンドになるのに!と願っていたのだ、自分でも残酷な性質だと思う。
貴公子の莫循に思い入れが強い余りに、彼の幸せを願い、彼の為に武将が犠牲になればいいと願っている私。
そんな私を以前は感じたくなくて蓋をしてきた、でも敢えて今こそ、こんなにも残酷な私をしっかり感じ認め、許そうと思った。
最終回を観終えた直後は、後味の悪さでしばらく放心状態だった、そして半日以上経った今は、色々な愛がある、私が勝手にジャッジして排除することはないのだと、冷静に受け止められている。
人を愛して、その愛をどんなカタチで成就させるかは自分次第だ、良い悪いはない、それぞれの愛がある、みんなそれでいいのだ。
自分が身を引いて相手の幸せを願うのが、莫循の愛で、彼はそうできたことで幸せを感じていたのだ、私と同一化して勝手に彼を可哀想だと思っていただけだ。
そしてドラマを通して、私という人間がどんな愛を求めているのかを知ることができた。
私はどうして恋愛を嫌っていたのか?それは誰かを犠牲にして成り立つものだと、思い込んでいたからだ。
好きな人と両想いになるには、必ず誰かを傷つける、誰かが諦めて悲しい想いをしてしまう、それが恨み辛みとなり、悲劇を生み、結局不幸を招くことになる、そう恐れていたのだ。
この風中の縁では、貴公子の莫循は、主人公の女性だけを愛して、彼女を幸せにできる人は自分ではない!彼女が最も愛している武将だ!と事実を潔く受け入れ、その武将を命をかけて助けるのだ、そして静かに2人の幸せを願い姿を消す。
そんな悲しいことが私にできるだろうか?
私は自分の好きな人が、誰かを悲しませてまで、私を選ぶことも、私が誰かを傷つけてまで、彼との愛を選ぶことも許せない、又 私だけが犠牲になることや、彼だけが犠牲になることも絶対に許せない。
そんな苦しい愛しかない世界を卒業しようと決めた。
私の望む愛は穏やかで優しい、生まれる前から会うことを約束してきた人だから、誰も傷つけることはない、そんな私と彼をみんなが祝福してくれる、だから最高の幸せを味わいその波動でこの世界が光輝いていく、そんな愛の世界で生きる!
この変動の時期に必然的に出会った 風中の縁というドラマに改めて感謝しよう。
私の思い込みに気づかせてくれて、自分の本当に望む愛にフォーカスさせてくれる、私にとって中国の時代劇ドラマはとても為になるバイブルだ。
私の意思ではない、もっと壮大な力で操られて中国ドラマを観させられている感覚。
その壮大な力に委ねて、逆らわず受け入れ目の前のことに没頭しよう、必ず全てがうまくいく。
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どうしてかはわからないけど、茅子俊さんの容姿にとても惹かれ、彼の全部が愛しくて、私は心が落ち着き優しくなれる、私にとって天使のような存在だ。
覚えた中国語(中国語特有の漢字は変換できないので読み方だけ記します)
ヘン イ ハン 残念です
ヘン ス ワン がっかりです
ヘン ホウホェイ 後悔しています
没 事 (メイ ス) 大丈夫だよ
幸せをありがとう♡
ここまで読んでくださって感謝します。
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