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還暦になって分かった その33

「我満 の 変化」

「このくらいの怪我なら我慢しなさい」と。
言われた事がある世代は、どこらまで?
「そのくらいの熱なら我慢しなさい」と。
今は何歳くらいまで言われるの?
「これくらいの事 我慢できるでしょ?」と。
これくらいは、どれくらい?

そもそも「我慢しなさい」って言葉って・・・・
今 ある?
ない?

子どものころは
「我慢しないでオシッコって言って」って言われたし。
「我慢しないで、嫌なら嫌って言って」って言われたし。
だから
「我慢しないで言おう」
「我慢しないで行動しよう」
って事もあったけど。

我慢して従うこと、や、我満しないで従わないことの
内容はどんどん変化して。それが適格な場所で適格にできているのか?できていたのかさっぱり分からなくて。

我慢したからこそ得られるものはあるけど、それは、我慢する前に「得られるものがある」かどうかなんて分かることは難しくて。
だから「我慢しておけば分かるよって」って言われても確証はないし。

かといって・・・還暦までくると「あー我慢していてよかった」って事もあるし・・・・
「あー我慢しなきゃよかったなー」って事もあるし。
やっぱり 賭けだったな、って、今分かるけど。

「私の我慢度合いはあっていたんだ」って確信したほうが、この変化にこれからも付き合えるだろう、って自信になる。

と、還暦になって分かった。


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