見出し画像

101.白拍子と般若の夢

闇深まった9/26(土)の夜。
ツイン彼への怒りを浄化する中で、半分夢のような状態で見えた映像です。
正確には、半覚醒状態だけど、説明が面倒だから、夢ってことで。
怖いものが苦手な方は、読まないでくださいねー。

私は、眠る彼に馬乗りになり、彼の首に、日本刀をあてがっている。
怒りのような、恨みのような、彼を消さなければ報われないような。
何とも言えない、思いつめた気持ちで、彼を見下ろしている。

もう、自分の気持ちが、自分でもわからない。
殺しに来たのに、どこかで、ためらう自分に気づく。
この気持ちを、なんと呼べばよいのか、わからない。

そして、私は、気持ちだけ。念だけで、彼の首に刀を振り下ろした。
こんなにも憎い相手を、憎み切れない自分の弱さに気づき、その場を逃げるように立ち去ろうとした。

夢を見ている私からも、立ち去る私の後ろ姿が見える。
白い着物に、赤い袴。烏帽子の少し短いものをかぶり、長い日本刀。

いつから目覚めていたのだろうか。
背後で、彼が一言「すまない」と力なく、わびた。

逃げる私の耳に届いたその声が、追い打ちをかけ、一層、みじめにさせた。
謝られることが、何より辛かった。

私は、彼を愛しているのに、彼は私を愛していない証拠だった。

彼だからこそ、子どもが欲しい、愛してほしいと願った。
しかし、願った直後から、それが叶わないと知らされた。
なぜ?初めに、愛している。子どもを産んでくれと言ったのは、彼なのに。
こちらが本気になった途端、手のひらを返された。
愛する人に裏切られた。
願いが叶わないことが、白日の下にさらされ、辱めを受けたと感じていた。

生きていくには、彼を殺さなければならない。でも、殺せなかった私は、すべてのものから、隠れるように、闇の中へと立ち去った。

私の顔は、般若の面のようだった。
あれは、すべての女性の悲しみ。
辱めを受け、鬼になったけれど、復讐もできず、一人で泣く女性の顔。
もう、元の人間の姿には戻れない。
もって行き場のない、救われない、愛されなかった女性の悲しみ。

夢を見ながら、私だけでなく、集合意識の浄化案件なことに気づき、すべての般若になるしかなかった女性に、祈りをささげた。
下手な説得とかはせず、その心境に思いをはせながら、ただただ、彼女のためだけに祈る。
すると、殺めようとした彼の存在ごと、砂のように消えてしまった。
お?カルマ解消できたかな?

私と彼がツインなのかは、正直よくわからなくなってますが、
何故か、毎回、このような浄化案件のきっかけをくれる人であります。
はい。
カルマの相手ってやつなのかもしれませんね。

さっさとカルマ解消して、ラブラブなパートナーが欲しいものです。

I love you.

前の記事は、こちら

次の記事は、こちら




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?