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41.ツインとの過去世の夢3(妃死す)

3つめの過去世では、時代も、場所もわかりません。

私は、女性で、「妃」であったようですが、すでに、この世におらず、意識体として残っており、彼とはテレパシーで会話をしておりました。

もう、何言ってるかわかんないって、人が多いと思いますが、興味のある方だけ、どうぞお読みください。

私に見えたのは、ある景色でした。

土でできた部屋が見えます。(私の過去世、土にまつわる話が多いな)

土の壁で間仕切りができており、小さな部屋に分かれています。ただ、その部屋には、ドアも窓もありません。夢を見ている私は、上から見下ろしていますが、天井も開いていません。どうも土の下、地下にある部屋のようです。そうです。出入り口がないのです。

そこには誰の姿も見えません。寝る場所のようなところには、ござのように薄い布が敷かれています。他の部屋には、タンスのようなもの、そして台の上には、不思議な素材でできた服が畳まれています。新品です。

それは、私がいつも着ていた服と同じものでした。銀色の長袖のワンピースのようなものに、黒いタンクトップのようなもの。デザインと素材が独特で、地球文明なのかさえ、分かりませんでした。

わかるのは、その服が、彼が私のために用意してくれたものということだけ。それを実体のない私が愛おしそうに撫でています。服に触れた途端、彼の想念がテレパシーで、聞こえました。

「妃よ。すまん。」

夢を見ている今の私は、「妃じゃなくて、名前で呼んでくれたら、どの文明かヒントになったのに!」と思いましたが、夢の中の私は、妃の気持ちに入っています。

どうやら、信じて彼を待っていたのですが、何かがあって、彼は間に合わなかったようです。私はすでに生きておらず、亡くなっていました。

病死だったのか、死刑だったのか、幽閉されたのか、それとも私の過去世にありがちな生贄として、生き埋めコースだったのか、わかりませんでした。(思い出せない記憶は、結構ショッキングなことが多い印象です)

亡骸でも、彼のもとには戻れなかったようで、彼が、部屋のようなお墓を作り、私が着られるようにと新しい服をあつらえ、形だけ、埋葬してくれたようでした。

私は、何かの策略にはめられ、彼のせいでこのような目にあっていると言い聞かされていたようでしたが、口には出さないものの、「彼はそんなことをする人ではない」と、ひたすら信じ、待ち続けていました。

彼自身も、何かの策略にはめられ、闘いながら、駆けつけようとしたけれど、間に合わず、生き別れたようでした。必死の形相で、馬のようなものに乗って、駆けつける姿が見えます。(見た目は、バイキングのような鎧に身を包んだ長髪の男性)

先に死んだ私は、間に合わなかった彼を責めるような気持ちはなく、最期まで彼を信じ続けたことを、後悔していませんでした。信じることを糧に命を全うできたという表現の方が、正しいかもしれません。

死後、彼が用意してくれた服を見つけ、愛されていたこと、自分たちが愛し合っていたことが確信に変わったようでした。

人間の私の感想は、「遅れてんじゃねーよ」でしたが(※)。

※賢明な方は、ご存じかと思いますが、色々な情報とつながる力があったとしても、それをどう理解し、解釈するかは受信者のレベルによって、変わってしまうのです。私は、まだまだ未熟で自己中です。

過去世の夢は、彼と距離を置こうとすると、必ず見せられました。

夢を見て、彼との縁を感じたことだけが、理由ではありませんが、彼との距離は縮まりました。

しかし、彼と距離が近づくと、またそれはそれで、大変なことが起きていくのです。

I love you.

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