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自虐史観の鎖を断ち切れ 対A国編

【序文】

日本がなぜ大東亜戦争(太平洋戦争)に踏み切ったのか?一般的解釈であれば、欧米による経済封鎖で追い込まれた日本の自存自衛と、アジア諸国の植民地解放のために戦ったと言われてます。それに関して、もちろん異論はないですが、本当にそれだけでしょうか?教科書以外で明らかにされた事実、ハルノートや日本人の在米資産凍結など、今では調べればすぐに出てきます。どれが正しいとか、ではなく、正しいと信じれるのはどれか?です。情報はあふれすぎてますので、かえって真実は薄められてしまい、たどり着くのは困難です。1968 年ICA(International Congress on Archives =国連加盟国のほとんどを含む約190 の国と地域が加盟している機関 国際文書館評議会) マドリッド大会決議では、各国の機密文書公開の期限は30年、最長80年までと決定されたそうです。今この時期に真実が世に少しずつ明かされていっている、だとするならば、真実の歴史を知って語り継いでいくこと、これが重要だと思うわけです。

コーデル・ハル国務長官 最後通牒となったハルノートを提出した人物

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私たちは、「先の大戦は真珠湾奇襲から始まった日本の侵略行為だった」と教わりますが、これは大きな事実歪曲です。戦後から続く教育は、GHQ主導で改ざんされたものと、まずそこを理解してください。戦勝国が塗り替えた歴史を信じることを止め、現時点で分かる事実を俯瞰的に見て、思考を巡らせてほしいと思います。

今回の話の内容は、近代史研究家・林千勝氏の論拠に基づき、展開していきます。詳しく知りたい方は書籍や出演している動画などを、ぜひお調べください。

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秋丸次郎中佐

【対米英蘭戦争指導要綱】

秋丸次郎主計中佐以下200名程度からなる秋丸機関(カモフラージュのため”陸軍省経理局内の主計課別班”という名称)と呼ばれる戦略分析チームがありました。仮想敵国の経済力分析を行った陸軍省戦争経済研究班のことです。1941年7月に報告されたレポートは各国の経済力や戦力など綿密に調べ上げられていて、その結果、国力の差がありすぎる米国とは戦争すべきではないとの結論を出していました。(英米合作経済交戦力調査)それだけでなく、もし日本が参戦しても勝利する想定のシナリオまであったのです。そのシナリオが対米英蘭戦争指導要綱です。(1941年11月15日、第69回大本営政府連絡会議にて決議は延長されてます)

中身を簡単に言うと、まず陸海軍共同で南へ侵攻し、石油などの資源を確保したのち、インド洋に向かい英米からソ連や中国への輸送網を(大西洋での潜水艦による)ドイツと協力して遮断する戦略(南進論)でした。当時のチャーチル首相は「これを日本がやっていたら、わが英国は大敗していただろう」と吐露しています。また腹案では、もし米国が(世論が高まり、議会での審議を経て、造船などの軍事力強化に1年以上かかるという試算も出ていました。それを見越して)参戦したとしても、日本近海まで引き付けて迎撃し、占領したフィリピンは外交で返す案も入っていました。戦略的価値の全くないハワイは、侵攻ルートとして当然除外中の除外だったのです。

ルーズベルト

フランクリン・ルーズベルト大統領

当時ルーズベルト政権の米国民は、米国の参戦には反対派が80%でした。大統領選では、ルーズベルトは戦争しないことを公約にしていました。
ここに2つの疑問が湧いてきます。日本の勝てるシナリオはなぜ採択されなかったのか?なぜ反対していた米国は参戦することになったのか?

答えは、米国政府を操っていた者日本政府を操っていた者がいたってことです。それは誰なのか?歴史の表舞台には絶対に出てこない話ですが、金融・石油・軍事・医療などあらゆる産業において、富を独占している者たちです。その代表格が、巨大財閥・資本家のロックフェラー家(米 IPR=太平洋問題調査会や CFR=外交問題評議会の出資者)でありロスチャイルド家(欧州)です。日米で思想的なグローバリズム資本主義と共産主義勢力の駆け引きも存在していたのです。また同様に白人至上主義・優生学思想もあります。力をつけた小さな島国の日本人を差別的な見方をする当時の白人たちの根底にあったものです。一般人には”陰謀論”として受け入れがたいかもしれませんが、そう思わされていることこそ、本当の”陰謀論”なのです。(”陰謀論”自体、CIAが作った言葉なのです)

【真珠湾奇襲作戦決定の真相】

永野修身 第16代海軍 軍令部総長

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日本政府に共産主義者は存在していました。風見章、尾崎秀実、蝋山政道らが、近衛内閣の意思決定に大きく影響を与えています。そして、海軍省大臣米内光政、軍令部総長永野修身、連合艦隊司令長官山本五十六らの計画も秘密裏に進んでいました。時の権力者の誤った判断で、多くの国民に悲劇をもたらすことになったのです。英雄視されていたはずの人物が、本当はそうでなかった場合のショックは大きいものですが、事実を知ることから目を背ける事は出来ません。

山本五十六 彼の格言は嫌いじゃないのだけど。。。

山本五十六

連合艦隊司令長官の山本 五十六 (1884~1943)が真珠湾攻撃の着想を得たのは1940年3月、空母航空隊の雷撃訓練を見た時だそうです。1941年1月には海軍大臣の及川古志郎(1883~1958)に送った書簡の中で「開戦 劈頭(へきとう) 、敵主力艦隊を猛撃撃破する」手段として真珠湾攻撃を提案していました。当時は対米戦争回避のための日米交渉が始まったばかりで、石油の禁輸措置も行われていませんでした。また、ブーゲンビル島上空で、米軍に撃墜され絶命した五十六は、真珠湾攻撃の作戦を友人である堀悌吉あてへの手紙にも残していました。

山本五十六は短期決戦を前提に講和に持っていく、ハワイ米軍基地を奇襲する案を、司令長官就任時に決めていたのです。対米戦争に反対だったとかというのは、後に創作したプロパガンダかもしれません。艦隊決戦より航空機攻撃の重要性を見出していた先見性は、評価される点ではありますが、その考えに固執するあまり ”その意見が承認されないなら、司令長官を辞任する” という意志を表明していました。当初、日本は戦争回避のための外交交渉に力を注いでましたが、共産主義者と近衛内閣の利害(両者はおそらく大日本帝国の崩壊を目論んでいたと推測される)が徐々に一致していく(北進論=ロシアと開戦→共産主義者から反発 から 南進論=ドイツに協力し英国と開戦へ→陸軍主導の戦略)中で、海軍の艦隊戦力と司令長官山本五十六の存在は外せなくなり、軍令部は彼の作戦(東進論=対米戦争→海軍主導の戦略)をひそかに採択するようになったのです。(東京裁判・巣鴨プリズンで永野修身は、自身も戦争反対の立場でありながら、山本五十六を辞任させたくなかったので、真珠湾攻撃を決裁したと証言しています。また、東条英機元首相も、真珠湾攻撃が当初の作戦に無かったことを証言しています。)

そんな理由で無謀な真珠湾攻撃を敢行したのか、と信じられない内容ですが、1次資料にはそう書かれています。真の理由は、裏で糸を引く存在があったのかもしれません。

天皇は外交で解決したい意志を強く持っておられましたが、米国ルーズベルトは日本側の提案を一切拒否していましたので、軍や内閣の進言は開戦派に移っていきます。11月に永野が天皇に上奏したのは、真珠湾攻撃でした。

このえ

近衛文麿 第34・38・39代首相

永野と五十六はハーバート大学留学の経験があります。近衛文麿は貴族議員時代に、訪米しCFR(エドワード・マンデル・ハウス大佐の設立した調査会の後身)にてロスチャイルドの代理人(銀行家)トーマス・W・ラモント(ルーズベルト政権下の非公式顧問。のちにJPモルガンパートナーとなる)と謁見し、IPRにいた牛場友彦を秘書として雇用しています。このことから、情報はある程度筒抜けだったとしても不思議はありません。

余談になりますが、野口英世はロックフェラー医学研究所で黄熱病のワクチン開発に没頭していました。パリ万博でアルフォンスロスチャイルドと出会った松方正義はのちの日銀創設者です。明治以降、何らかの成功者の背後に、巨大資本家がついていて、西洋医学や文化の流入と共に、日本から金(ゴールド)が流出し、古い体制を壊すといった作用反作用があったのです。

近衛文麿は天皇の前でも足を組むような、貴族意識の高い人物です。自分の地位名誉を保てるよう図ったのか、米資本家に何らかの協力を求め彼らの力を当てにしたのかもしれません。

トーマス・W・ラモント

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まだ確証があるわけではないですが、日本の政治家は、今も昔も国際金融資本家となんらかのつながりを持っています。小池百合子はジョージソロスと会っていましたし、安倍首相もCFRを訪れていましたね。

こいけそろす

肖像画はデイビッドロックフェラー会長↓

あべとCFR

一体何の話をしたのでしょうかね?

【リメンバーパールハーバー】

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真珠湾奇襲の一報を聞いたルーズベルトは、歓喜の声を上げたそうです。これで戦争ができるという口実を得たからです。ルーズベルトが奇襲を知っていたというのは諸説あるので集めてみました。

●フランクリン・ルーズベルトは1940年10月8日の段階で、海軍大将ジェームズ・リチャードソンに対し「遅かれ早かれ、われわれは戦争に突入することになる」と語っていました。

●陸軍長官ヘンリー・スチムソンの日記によると、ハル・ノートがわが国に通告される前日の1941年11月25日、関係閣僚と軍幹部による戦争閣議でルーズベルトは「米国はたぶん次の月曜日(12月1日)に攻撃を受ける可能性がある」と発言し、日本に最初の一弾を撃たせるような策を思案してました。

●外務省は在外公館に対して暗号で、日米関係が危機という暗号「東の風、雨」の天気予報をNHKの海外向け短波放送に紛れ込ませるので、放送を聞いたら暗号関係の書類を破棄せよ-と打電していました。米国はこれを解読し、真珠湾攻撃3日前の12月4日に「東の風、雨」が放送されたことを確認しています。

●ホノルルの日本総領事館員、吉川猛夫が諜報活動を行っていたことを知りながら泳がせて行動を監視していました。

●日本海軍機動部隊がハワイに向かっていることをオーストラリアの偵察機が確認し、米政府に報告していました。

●米太平洋艦隊の空母サラトガは西海岸のサンディエゴで整備中でした。ハル・ノート通告と同じ11月26日、米海軍首脳部は太平洋艦隊司令長官ハズバンド・キンメルに対して、海兵隊の戦闘機などを運ぶため空母エンタープライズ及び3隻の巡洋艦と9隻の駆逐艦をウェーク島に、空母レキシントン及び3隻の巡洋艦と5隻の駆逐艦をミッドウェー島に派遣するよう指示しました。その指示に従ったために、真珠湾には戦艦アリゾナなど旧型艦ばかりが残りました。

いずれにせよ、日本帝国海軍は愚策中の愚策を実行した、事に変わりはないです。

「リメンバーパールハーバー」は国民を鼓舞するスローガンです。それまで、反対していた米国民に、付けてはいけない火をつけてしまったのです。ほかにも、英チャーチル首相からの相次ぐ要請もあって、板ばさみ状態の心境からの解放もあったかもしれませんし、世界恐慌を生み出した米国の経済再建(ニューディール政策)を成功(失業者を軍人に)させたかった側面もあるのかもしれません。

そしてもう1つ。特筆すべき点があります。

米国の歴代政治家や官僚の要職(大統領・国防長官・国務長官・財務長官・CIA長官など)はCFRにその権力が握られている、というか、CFRメンバーだったのです。そこに出資している資本家というのが、ウオール街のみならず、石油や鉄道産業を手中にしている、政治に対し強力な発言権があったロックフェラー一族です。

以上のことから、教科書には決して載らない”陰謀”が、隠されていたのです。戦争を仕掛けたのは、日米ともに原因があり、そこで大儲けした資本家がいる、てことくらいは覚えていた方がいいと思います。

【最後に】

アジア各地で戦った日本軍は、列強の植民地支配から解放させていきました。これもまた事実です。なので、戦争の悲惨さだけでなく、学ぶべきことは他にもあるはずです。

市丸

最後に「ルーズベルトに与フル書」を紹介します。硫黄島の戦い(日本軍約2万人vs敵兵力約11万人)で玉砕時に市丸利之助少将(死後中将に特進)が胸にしのばせていたという手紙です。天皇の開戦の証書と同じくらい日本人なら知っておくべき内容だと思います。戦争についての意義や、人としての道義までも説いており、大和魂の詰まった内容になっています。

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一応訳文載せときますが、見えづらいかと思います。ご存知ない方は、検索してぜひ一読してみてください。

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『あなた方のすることを見れば、白人とくにアングロサクソンで世界の利益を独占しようとして、有色人種をその野望実現の前に奴隷化しようとするに他ならない。

このために卑劣な策をもって有色人種を欺き、いわゆる悪意の善政によって彼らの本心を失わせ無力化しようとしている。』

↑ 残念なことに、80年経った今でも続いていると思います。


敗戦によって、日本は占領統治を受けます。その後社会は変革し、こんにちに至るわけです。教育に関しては、3世代にわたり自虐史観を植え付けられています。今の日本があるのは、先人たちが守り戦い抜いた証です。それが歴史なんです。戦争を肯定する必要はないですが、命を懸けて戦ってくれた日本人を否定するのは違うと思います。平和を享受するにあたって、情報に左右され思考健康を奪われない様、正しいと思える声を上げていき次の世代に語り継いでいくことが、命をつなぐ=生きる意味ではないでしょうか。

ただそれが、階段を1つ昇っただけに過ぎない、最初のステップだったとしても、もう少し上の景色を、探して見つけることはできないのか?方法があるとするならば、思考力の駆使以外ありません。単に習った歴史を鵜呑みにするのは危険です。見えてこない真実がまだ眠っているかもしれないのです。

政治をも動かす資本家がいる、と先ほど述べました。今で言うなら、ファイザー社とか、ビルゲイツとかどう思いますか?ロックフェラー財団の未来予測(2010年5月発表)をご存知ですか?

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国と国の争いや、国と国民との亀裂を生む隠れた影のような存在。メディアを使って大衆の心理を操作でき、莫大な財力で国家権力をも欲しいままにする、そんな存在です。容易に理解できなくとも、彼らの計画は日々、着々と進行していってます。その計画の成果はもう出ています。外に出れば、紙や布で口を覆っている人だらけ、毒注射・化学物質・添加物を体内に取り込む人だらけ、歴史を学ばない人だらけ、四角い箱に洗脳される人だらけ、増え続ける国民負担の多さに疑問を持たない人だらけ、なのだから。全てにおいて、気付かない考えない人の行動であり、まさに従順な家畜化しているのが日本人だと思えませんか?私はその家畜状態から脱却してほしいと願ってます。すこしでもまともな社会にしたい、幸福な人生を送りたい、そのためにはどうすればよいか、出発点は調べて考えることだと思ってます。無知が招くのは不幸しかないと思います。知ることで準備や対策もできるのですから。人生においてあなた一人一人が主役なのです。あなたに降りかかる間違った価値観や思想に惑わされず、生きぬいて行ってほしいと思います。

でわまたお愛しましょう~




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