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#ネタバレ無『社会の変え方 日本の政治をあきらめていたすべての人へ』/明石市長・泉房穂【ライツ社】(人生を変える読書感想文)

読書すると同じ本読んだ人はどんなことを感じたのか気になりませんか?
私は気になっちゃうので、今までは自分の心で止めておくことが多かったものの、どんどん書いちゃおうと思います。
私なりの視点での感想なので、それは・・ということもあるかもしれませんが、他者を知るという心でお願いします。

本を手にした背景やきっかけ

明石市は払われない養育費を回収するといったサービスを「行政」で行っていることが以前から気になっていました。
なぜなら、弁護士を入れたとしても解決しずらい課題だからです。

noteでもちらっと触れています

だからこそ、泉さんの暴言を吐いたというニュースを知りながらも、弁護士という肩書もお持ちなので、かなり努力される人なのだろうと感じていました。政治を語る際に、法律家であるとより良いと思っています。政治は国の法律ルールを知り、その弱さ(穴)も理解していると良いと感じていたからです。市長を辞任するというニュースが出た時も辞めないで欲しいと明石市民じゃないものの思ったのは、今まで行政で出来なかったことをしていたからです。

本のあらすじ

市長になったのは、障害を持った弟に対する冷たい社会への「復讐」だったーー。就任までの経緯にはじまり、明石市で実行した「日本初」の政策の数々、市民の「生きやすさ」とまちの「経済」にもたらした効果、また「明石でできることは全国でもできる」を合言葉に、その実現に向けて実行した「お金と組織の大改革」の舞台裏まで。コロナ禍で見えた自治体から国を変える可能性、そして、日本の政治をあきらめてしまっていたわたしたちへのメッセージ。

アマゾンページより

私の勝手な感想

373頁で一気に涙が出ました。
1人の人が向き合った社会と、その社会が1人の人の登場で少しずつ変わっていく姿。
そして泉さんの姿を家族が、どう捉えていたのかということに泣いていました。もし泉さんだったら、命が脅かされる中でも、遂行できるだろうか・・そう考えた時には自分の弱さを知れました。覚悟の弱さですね。
命かをかけて政治と対峙した1人と支える家族の姿。

選挙で選ぶ側の覚悟・選ばれる側の覚悟というものは何であるかを考えるきっかけになりました。

今後に活かすこと

何もなくても対話からも始められると知れたことで、元気をもらえました。何かをするときに大切なのは何か?地盤でも基盤でも看板でもない。
社会は1人から変えていける。
NPO運営において出会いを通じて興味を持ってくださった方との対話を通じて、自分が実現したい社会に向けて動きます!

私が実現したい社会は、アナタとワタシの境界線が曖昧になる社会です。

目の前の誰かに対して、まるで自分に接するようにできる社会なら、全ての社会課題は解決すると考えているからです。


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