#20草むしりと私。「親孝行」は「自分孝行」という不思議な学びを得る。自分のために親孝行するの。(貧困幼少期からNPO代表理事までを100日で振り返る)
母がパチンコ沼に入った話
今日は母が仕事をする中で、私が依頼された仕事を書いてみたいと思います。
元々1記事でしたが読みやすさのため2つに分けています
草むしり(月1回) 拒否権有
住んでいるところのルールで、第一日曜日の朝8時から草むしりを1時間ほど住民全員参加です。休む場合は罰金1000円です。
母は私に罰金の1000円を渡した上でお駄賃に変えるべく行くもよし、やらないも良しと選ばせてくれました。
住民総出なのでめんどくさい部分があります。理由は『お宅のお母さん今日もお仕事?』『結構働いてはるの?』『何してはるの?』といった詮索質問(これらに関しては回答してはいけないといわれていたため、そうですねと返せること意外は知らないでやりすごしていました)や『親孝行したいときに親はいないから、親孝行するんよ』といったお節介的な会話をされるからです。近所が嫌いになっていたので苦痛でしたが、唯一この草むしりで学べてよかったのは、2点あります。
①嫌な時間もいつかは終わること
罰金を払う方を選択をしていた時期もありましたが、近所の人が嫌だからと(不快にされた側がお金を払うのは惜しい!)という思いが生まれだして、嫌でも参加するようになります。
その中で(始まりがあれば終わるから、いやでもやり過ごせ)そうすれば1000円は渡さなくてすむという思考を得れました。
会話をせず、ひたすら草さえ引っこ抜いておけば良いと気づいてからは、苦痛でもないと思うようになりました。抜いても毎月生える雑草の姿に(たくましいなぁ。こんなところからも生えている)感動するできる時間にさえ変えれました。
②親孝行の大切さを教えて貰えたこと
毎月同じことを言われるので内心(もう、いいーーーー)と思っていたのですが、親という存在に対して感謝できるようになったと土台に、近所の人たちの言葉があったと思います。
『親孝行したいときにね、親はいないから、おばちゃんもっと親孝行しておいたら、ほんとによかったと思っているのよ。今はわからないかもしれないけど、出来るうちにしておいたほうがいいよ』この世に生を受けて7年ぐらいの子に親孝行の意味はわかりませんでしたが、ほんとに後悔している気持ちが、言葉から感じたので残っています。
親孝行といえば、母子家庭の子供あるあるなのですが、親を幸せにするために居るんだという発想を持った時期がありました。そのあと「親」と「自分」の人生は別ものだと認識し変化し今があります。
今の私の親への孝行とは何か?の答えは、自分が健康で幸せに生きている姿を見せることだと考えています。
同時に、親がいつ天寿を全うしても後悔しないために、自分が無理をしすぎない範囲で、親を笑顔にできたらと思っています。
ただこれも親孝行というよりは、自分の人生で後悔を生まないための自分孝行だなと感じています。
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ささいなことで人生は変わると信じています。
それは、人生の大きな決断の手前にあるキッカケになるのではないかと。節目を思い出すと決断の前には、ささいなキッカケがあったからです。見て下さったあなたの何かのキッカケになればと思って綴っています。
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