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30歳の私の働き方 大好きな会社を辞めます

10月1日、3年3か月務めた会社の最終出社日でした。
社内外のたくさんの人たちに快く送り出して頂きつつも、「寂しい〜」「飲みに行こうね〜」など様々な声をかけていただいて、本当に有り難かったです。
今日に至るまで、もちろん辛いこと・怒ったこと・悲しいこともありましたが、それ以上にこの仕事のやりがいと、素敵な様々な世代のメンバーに囲まれて、とっても楽しく仕事に向き合った3年間でした。

そこで、今のこの気持ちを忘れないように、転職に至るまでの経緯やその間に考えたこと、これからの私のキャリアについて思ったことを何回かに分けて書き残しておこうと思います。
もし良かったらお付き合いください。

それは、確実に近づいてくる

ある日、何となくSNSを見ていたらこんな友人の投稿を見かけました。

30歳まであと100日!

この子は生まれた日付が2日しか違わないくらい誕生日の近い子だったので、これを見た時に「ということは、私もあと100日じゃね?!」と気づかされました。
6月上旬、休日の昼下がり、ただただ部屋でゴロゴロしていたときでした。

30歳になるってどういうことなんですかね。
私が10代の時イメージした30歳って、もっとオバサンのイメージでした。
だから「どうやらそれに到達するようだ」と気づいた時、ちょっとビックリしたんですね。

ただ、30歳になるって、別にたいしたことじゃないんです。
普通に過ごしていく毎日の延長線上にあるそれ。
社会人になってからというもの、誕生日が平日だったりする時は特に、なんでもなく過ぎていく365日のうちの1日です。

・・・なのに、だんだん焦ってきました。
「あれっ、このままで良いんだっけ?」

ありがちな手段で、のこり100日をもがく

1番最初に投稿したnoteにも書いたように、近頃の私といえば、周りがびっくりするぐらい同じタイミングで結婚していき、子供も産まれる中、独身貴族で彼氏もいない私は、紆余曲折あって「私は私のままでいいんだ」と思い、その考えが馴染んできたところでした。

ただ、迫り来る30代というのを目前にて、私はやっぱり「このままで良いんだろうか?」とか思ってしまうのでした。常に確固たる自信なんてどこにもないんです。
何をダメだとおも思っていないし、何が良いかも分からない、ただ漠然と現状のままではダメなんじゃないかと思ったんです。

そしてそんな私は、すごくありがちな、何かの映画にありそうなことに取り掛かりました。

「20代のうちにやりたいこと」を書き出してみたんです。

最初は全然筆が進まなかったのですが、ひとつ、またひとつと書き始めるうちに、あっという間にやりたいことでいっぱいになりました。
必ずしも20代のうちにやらなきゃいけないことばかりではないのですが、あと100日でやってみたいこと、出来そうなことをただ思うままに書き出してみたんです。

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このままだと、ぐちゃぐちゃなので、やりたいことを大きく10個くらいに整理しました。
そして、これらを普段からよく見るノートの最初のページに書いておきました。

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結論から言うと、ここに書いてあることの達成度は80%弱くらいです。
全部はできませんでした。でも、思っているより出来ました。

すごい頑張った事もありますし、他の項目で実行した項目が実は繋がっていたりして、気づいたら達成されていたこともありました。
書き出すって大事です。
本当はこういうことを定期的に、健康診断みたいに今と未来の自分を点検する時間がある方がいいんだなぁと、実際にやってみて体感しました。
これまでいろんな本とかエッセイとかネットの記事に、似たようなことが書いてあって、いかにも「影響受けた風」の満足感に浸っていたけれど、何事も実際にやってみないと分からないものです。百聞は一見に如かず。
ほら、ことわざだって使ってみないと本当の意味なんて分からないのよ。

この先のライフプランなんて知ったこっちゃない

さて、このTo Do List(なんかネーミングダサい)の1項目目は「10年後の未来にどうなっていたいかを考える」としました。

よく「この先どう生きていくか」みたいな漠然とした問いって、よくあると思うのですが、正直言って変化の多い世の中において、そんな先まで見通せないです。
でも、次の10年くらいなら。
それならば何か計画を立てることができるかもしれない。そう思いました。そのためには、前の10年がどんな10年だったのか振り返るところから始める必要があると思いました。

・・・思いました。思いましたとも!
ただ、私が実際にこの振り返りと真っ向から向き合ったのは少し先の話です。
というのも、めんどくさがりなんです。
夏休みの宿題も最後の何日間か、場合によっては2学期が始まってからあわてて取り掛かるタイプでした。
10年先のことさえ、具体的に考えることができない人なんです。
40歳になる日なんて来ないんじゃないかな・・・とは思わないけれど、全然現実感がないのです。

ただ、私は私と付き合って30年になります。自分のことは自分が一番よくわかっています。
「必要に迫られれば」全力でできるのです。時間を忘れて、ただそのことだけに真っ直ぐ取り組むことができる、そうせずにはいられないタイプなのです。
だからまず、行動することからはじめました。

「転職しよう」

これが、転職活動の第一歩でした。

・・・

と、ここまで書いて「全然転職と関係ないじゃん!」という感じなのは重々承知の上なのですが、私の頭の中は綺麗に考えられるようにはできていないのです。ただ、ありのまま書いていこうと思います。

次回は、勢いではじまった転職活動のお話です。
登録しまくったエージェント、職務経歴書の苦戦、転職活動の命運を左右する決定的な出来事について書きたいと思います。

では、また。

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