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アートで描く「これまでの私、これからの私」

こんばんは。Marinaです。
自分の棚卸を改めてしようと思い、6色の絵の具と手で描いてみたら、とんでもない発見があったので、備忘録としてnoteを書いています。

アートが持つ力を改めて体感

最初15分で描くつもりだったのに、気づいたら45分間、没頭して描いていました。(シンプルにめっちゃ疲れた)
そして、自分が全く意図していないストーリーがそこには浮かびあがってきたんです。

痛々しいかさぶたが、豊かな土壌になった

私には2年前までどうしても自分で認めてあげられない過去がありました。
悲しくて、怒ってて、憎しみがあって。
今でも思い出すととっても悲しい気持ちになります。
そんな時代を絵で表そうと思った時、手に取ったのは赤と青。
直感的なイメージとしては「血」
この2色を重ねて塗っていくと、乾いた時にちょっと痛々しい感じのかさぶたみたいな色になるんです。(あくまで私のイメージ)
私の人生を大きくフェーズに分けると、4つに分かれるんですが、
①悲しくて怒りに満ちていて、生きるのがしんどかったフェーズ
②それでも何とか生きたいと願って受容したフェーズ
③あたたかい笑顔につつまれてるフェーズ
④モヤが晴れたかのようにカラッと晴れて青空が広がったフェーズ
この①のフェーズが痛々しいかさぶたの部分で、表現としてはしっくりきてました。
しかし、①~④までなんとなく描けた後に、もうちょっと描きたいと思って、付け加えていたら、②のフェーズから①のフェーズに緑色の植物がにょきにょきって進出していったんです。

私的には、①と②は交わる認識はなかったので、ちょっと「やっちまったな・・・」という思考だったのですが、手を止めてそれを眺めたときになぜか涙が出てきて。

「あ~根っこだ。」

って思ったんですよね。

痛々しいかさぶたみたいなところは、実は豊かな土壌になってくれてたんだって思ったんです。

土の時代から風の時代へ

綺麗にまとまりすぎな気もしますが、完成した絵を鑑賞した時に、この言葉しか浮かびませんでした。
あ~しっかり土の時代に耕してきたから、今、自由に風に乗れてるんだと。
本当に人生に無駄なことってなんだなと、改めて絵が教えてくれました。

そして、土壌を耕すのってやっぱり大変で、一人じゃできないな。とも思いました。
色んな人や言葉に助けてもらいながら一生懸命耕してきたんだなって。

そして、おとなの図工クラブのプログラムやライフキャリアコーチとしての活動を通して、感情の機微を共に味わいながら人生という物語を紡いでいく隣に居る、そんな存在になりたいんだと改めて思いました。

コーチとしてたくさんの方の人生に関わらせてもらっている中で、また一つ自分の中の自分の解像度が上がった夜になったなぁ。
コーチという生き方はこれだからやめられない(笑)

さいごに・・・

自分らしく在ることに寛容な仲間に囲まれて過ごすことができている"今"が本当にありがたくて、かけがえのないものであることを忘れず、
「ありがたい」「おかげさま」の心で、また明日からも物語の続きを紡いでいこう。


時代の流れは横向き
縦にすると新しいストーリーが見える

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