私たち、大掃除がしたいだけ💧
今年も年末の三日間がやってきました。
公務員の夫が休みになるのが12/29。
そして初出はたいてい1/4。
土日の関係で延びたりはしますが、たいてい年末3日年始3日の計6日が夫の休日です。
重度障害者のいたずら娘を連れて、人の多い時期に宿泊旅行に行こうという気持ちにはなかなかなれないため、年末年始・GW・お盆などに夫の実家以外に泊りがけで出かけることなどほぼありません。
そもそも夫の実家は雪国なので、冬の帰省はまずしません。
よってたいていは、12/29~31に夫婦で大掃除をします。
外せるものを外し、どかせるものをどけ、一旦すべてを散らかし切って行う我が家の大掃除。
寝る場所を作るのも大変なほど大掛かりな掃除になる部屋も多く、娘がちょこまかしていては危険も伴うので、年末は娘のショートステイを予約するところからスタートします。
ところが、最近そのショートステイが全く取れません。
娘のような重度障害者のショートステイのベッドは近隣4市2町に一日当たり2つほどしかなく、3か月前の9/29によ~いドン!!で電話をして予約をするんですが、人気演目のプラチナチケット取りをしているようにあえなく撃沈します💧
せっかく取れたとしてもコロナ禍なので施設にクラスターが出れば受け入れ中止も珍しくなく、ここ2年ほどは娘が在宅のままできるところだけの大掃除をしています。
こんなにショートの受け入れ先が少ないってことを国や県は知ってか知らずか・・・本気で増やさなきゃいけないとも思っていない様子です。
ここ20年くらいショートステイの受け入れ状況に変化なし。
むしろ、福祉の利用者は増えていますから競争率半端なし。
厚労省は、重度障害者の在宅支援や緊急時の対応策に本気で力を入れることなく【地域共生社会を目指す!】「地域共生社会」の実現に向けて|厚生労働省 (mhlw.go.jp) なんて言うもんだからお腹抱えて笑っちゃうしかありません。
ショートが無理なら日中だけでも行けるところを探してほしい、家に来てくれるヘルパーさんでもいい。
ただただ娘の安全が担保される状況を作ってほしい。
それが我が家の唯一の願いなのです・・・
要するに【12/29~12/31に家族で大掃除をさせてほしい】という至極単純明快なニーズを伝えているだけにも関わらず、相談支援専門員さんはじめ市役所の障がい者支援課も基幹型相談支援センターも娘を安全に支援してくれる状況を整えてはくださらない。
それどころか、3か月も前から(何なら年間行事なので毎年決まってお願いしている)伝えているからか、のんべんだらりダラダラのほほん、一向に結論に行きつきません。
『ヘルパーさんにもお声をかけているんですけど~』と相談支援専門員さんは見つける努力をしているとおっしゃるものの、その返事いつくださるん?今日はもう12月後半ですけど?って有様で。
しかも、『調整しているんですけど』という途中経過報告を信じていたら大間違い。
『え?30日の午後?聞いてませんよ~!!』ととあるヘルパーさんが問い合わせされていないことを暴露。
なぜやってもいないことをやっていたと言うのでしょう?
忘れてたなら忘れてたと正直に言うべきでは?
やってないことをやってたと嘘をつく不誠実さ。
要するに、【なければ家族が何とかするでしょ?】という甘えがお腹の中にあるわけです。
福祉職の皆さんがお忙しいのは重々承知しています。
でも、プロでしょう?
これでお給料もらってご飯食べてる専門職。
ボランティアを頼んでいるわけではないのですよ?
ぶっちゃけ、もうどうにもなりません!!ならば早めにそう言ってくだされば、そもそもの大掃除の予定を分散させたりずらしたり、夫の休みを別の形で利用したりと方向転換ができます。
が、娘の福祉支援皆無がはっきりしたのは1週間前。
我々の心づもりや計画が崩れ去ったのも約1週間前。
というわけで、中途半端なお掃除と、中途半端な買い物と、中途半端な年始の準備をすることになりそうです。
ま、それもまた、我が家らしいと言えば我が家らしいので。
【こうあるべき】なんて頑張ってちゃ病気になりますのでね。
そんな年の瀬を、今年も一生懸命に過ごします。
笑顔が増えるための活動をしています。 いただいたサポートは、稀少疾患であるアンジェルマン症候群の啓蒙活動、赤ちゃんから高齢者まで住み慣れた地域で1人でも多くの方が笑顔になるための地域活動の資金として大切に使わせていただきます(^^)