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遺して逝かなくてもいいのなら

とある専門職の、人生の先輩であるバイタリティ溢れる女性に、私がこれまでの20年で何を悩み、学び、悟り、そしてこの先20年で何を目指しどう生きたいか、インクルーシブな世界、地域共生社会を目指し、どんな覚悟を持って歩もうとしているか、を聞いていただく機会がありました。

実は私がやりたいことは、障害者の居場所づくりではあるけれど、グループホームなのかシェアホームなのか、集い場なのか、日中過ごす場なのか、、、形にならない宙ぶらりんの状態で、まだまだ特に急いでもいないし悩んでもいません😅

コロナ禍で大切なことも日々変化し続けていますし、この宙ぶらりんを楽しんでもいます。

夫が勤めを辞めたら一緒に始めてもいいし、どなたか志を持って始めてくださる方のお手伝いでもいい。

何がなんでも自分でやらなくちゃ!!とも思っていませんし、置かれた場所で私の力を用いていただくだけでもいいんです。

今日、別の話からたまたまそんな私の夢の話になっただけで、悩んでいるから聞いてもらったわけでも、アドバイスを受けたかったわけでも無いのですが、何故だか、一生懸命解決しようと進言してくださいました💧

生きるのに困っているように見えるのかなぁ?

実は私自身は困っていなくて、我々親が犠牲を(犠牲だとさえも思っていないのですが💦)強いられることなんかたいしたことじゃなくて、ただ、娘を置いていくとなると他人様は親のように自分の大切なものと引き換えにしたり身を粉にしてくださるわけはないしね、準備が必要だな、沢山の素敵な方々と出逢っておきたいな、制度は使えるように整えておきたいな、そんな感覚で生きているだけなのですけれども。

マイノリティな娘を取り囲む様々なシチュエーションに対し、社会とどう折り合いをつけていくか。

【親なきあと】のことについても、こんなとてつもなく大きな課題全部に立ち向かわなくても、目の前の身近なところから始めると良いよ、と言っていただいて、そうだなー具体的に始められるものとそうでないものを整理するところから始めないといけないと気づかせてもらいました。

その気づきはとてもありがたいものでした。

が、と同時に、あまり今の私は、これからの20年を生きる上で早急に問題解決を求めているわけではないのだなぁとも気づいたのでした。

ゆっくり揺蕩うように生きる中で光に向かって進めばいい、くらいの速度なのです。

娘との生活はそれほどに心地よいのです。

これから20年かけて子離れしつつ目指していく話だと思っているからでしょうか💦いつまで生きるかなんて誰にもわからないのにね😅

決して焦って答えを探しているわけではないみたいで、突然解決の方向に向かうことになると少々頭と心が疲れてしまったのでした。


そんな時はつい、こんなふうに思ってしまいます。


あぁ、この子と共にずーっと生き、一緒に逝けるなら、、、遺して逝かなくてもいいのなら、難しいことなんてなーんにも考えずにこの子を抱きしめていられたらそれだけで幸せなのにな〜💕🍀

と。


よくない思考です。私のエゴですから。

でもね、こんな日もあります😉

(タイトル:Ryu)

🌈💕🌈💕🌈💕🌈💕🌈💕🌈💕

最後までお読みいただきありがとうございました。

地域の保健室をしつつフリーランスとしてお仕事している笑顔大好きなつままが、重度障害であるアンジェルマン症候群のキュートな娘との豊かな生活と、医療や福祉について思うこと、日々の小さな気づき・感動などを綴っております。

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