2016.2.12 cakes「想像力の鍛え方 〜医者であることを隠して医院を受診した話〜」ウラ話 〜インフルエンザ予防法、そしてかかってしまったら〜
こんにちは、外科医の雨月メッツェンバウム次郎です。
このタイトルで一度記事を書いていたのですが、どういうわけか下書きから消えてしまったので慌ててもう一度書いています。
さて、本日アップしたcakes記事
「想像力の鍛え方 〜医者であることを隠して医院を受診した話〜」
で、私はインフルエンザにかかってしまったお話を書きました。今ね、大流行しているんです、インフルエンザ。
きっとお読みの方の周りにもかかってしまった方、おられるでしょう。
そこで、今回は簡単に予防法を。ズバリ、
会社や通勤中はマスク着用、手洗いうがい、そしてインフルエンザの人には近づかないこと
が大切。マスクはAmazonなんかで60枚700円くらいで売っています。安物でいいですから、毎日取り替えてください。
そしてワクチンを打っていない人は、
ワクチンを今から打ってももう遅い
と私は考えています。効果が出るのに時間がかかり、その間に流行のピークは過ぎますからね。
そして、かかってしまったら。ここからも大切。
0、必ず仕事は休む
1、発熱後12時間(どうしても辛い時は6時間)経ってから病院を受診。しかし、発熱後48時間以内に受診すること。
2、抗インフルエンザ薬を飲む
3、ポカリなどで水分をしっかり摂る
4、解熱後48時間は仕事を休む
これを肝に銘じてください。一番大切なのは、ちゃんと仕事を休むこと。周りのひとにうつすと案外恨まれますから。
1、の発熱後12時間経ってからというのは、体内のインフルエンザウイルスの増殖が十分になされてからでないと、インフルエンザの迅速検査キットの精度が下がってしまうから。本当はインフルエンザなのに、「陰性」と出てしまうと辛いです。
48時間以内にというのは、それまでに薬を飲まないとあまり効果がないと言われているからです。
2、お薬はいろんなタイプがありますが、どれでも良いでしょう。
3、は私のツイートを引用しましょう。
高熱が出ている時は、水分を取らないと脱水に簡単に陥ります。
そしてエネルギーも普段の1.2~1.5倍ほど消費してしまうため、私はきっちり食べることにしています。熱でしんどくても多少無理してね。
いかがでしたか。
出来ることならかからないのが一番ですが、もしかかってしまったら上記の対応をしましょう。
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