妊娠中や授乳中は、卵とか食物アレルギーになりやすそうなものは、避けた方が良いでしょうか?
以前は
妊娠中や授乳中に母親が
特定の食物の摂取を制限することによって、
子どものアレルギー疾患の発症を減らすことができるのではないか?
と考えられていました。
しかし、
複数の研究結果から
子どものアレルギー疾患の発症予防効果はないことが
示されました。
さらに、
過度な食事制限は
胎児や乳児の発育に悪影響を及ぼす可能性があることも
指摘されています。
また、
妊娠中に特定の食物を過剰に摂取することが、
子どもの食物アレルギーの発症を促進する可能性があることも
指摘されています。
現時点では、
妊娠中や授乳中に
特定の食物の過度な摂取および制限はせずに、
バランスの良い食事をとることが大切だと
考えられます。
<参考資料>
小児のアレルギー疾患保健指導の手引き
https://allergyportal.jp/wp/wp-content/themes/allergyportal/assets/pdf/tebiki-1_1.pdf
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