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アトピー性皮膚炎は治りますか?

→短期間では治りませんが、正しい治療を継続することで症状が出ない状態を目指すことができます


アトピー性皮膚炎は、短期間で治ることはありません。


治療の最終目標(ゴール)は、正しい治療を行うことで症状がないか、あっても軽微で、日常生活に支障がなく、薬物療法もあまり必要としない状態に到達し、それを維持することです。


アトピー性皮膚炎の治療のポイントは、炎症のない状態を続けることで皮膚バリア機能を回復させることです。

具体的には、以下の「治療の3本柱」を生活の一部にしてしまって、地道に毎日取り組むことです。

1)薬物療法(外用薬の塗布、痒みに対する内服薬など)

2)スキンケア(皮膚の清潔と保湿)

3)悪化要因の対策(室内のアレルゲン対策など)


症状が続いていて心配な場合は、医療者と一緒に3本柱についてよく確認しつつ、治療を進めましょう!



<参考資料>

小児のアレルギー疾患保健指導の手引き

https://allergyportal.jp/wp/wp-content/themes/allergyportal/assets/pdf/tebiki-1_1.pdf

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