小児ぜん息の治療目標
最終的には治ることを目指しますが
毎日の治療の目標を以下に示します。
症状のコントロール
・発作治療薬の使用が少なくなる、あるいは、必要ない
・昼夜を通じて症状がない
呼吸機能の正常化
・ピークフローやスパイロメトリーがほぼ正常で安定している
・気道過敏性が改善し、運動や冷気などによる症状誘発がない
生活の質の改善
・スポーツも含めて日常生活を普通に行うことができる
・治療薬による副作用がない
要するに
ぜん息のある子どもも
ぜん息がない子どもと同じように
遊んだり運動したり
普通に日常生活を送ることができること
です。
もし
ぜん息を理由に
何らかの日常生活に制限があるようなら
治療が不十分であるか、
症状の原因がぜん息ではない可能性があります。
アレルギー専門医のいる大きな病院を紹介してもらって
診てもらった方がいいかもしれません。
<参考資料>
小児気管支喘息治療管理ガイドライン2020
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